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’20夏の甲子園 奈良予選 6回戦展望

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大会は5回戦を終え、ベスト16が出揃いました。6回戦進出チームは甲子園出場に向け、更なる高みを目指します。トーナメントは明日より後半戦へ突入しますが、その前に勝ち上がりチームのこれまでの状況と6回戦に向けた展望を行ないたいと思います。

第1・2ブロック

第1ブロックを制したのは高畑大学付属三碓さん。4回戦で春優勝校のなつぞら学園さんに対してジャイキリ(ここではレート差400以上で下位校の勝利を定義とする)で大金星をあげた大和☆彡さんを5回戦で破った。これに関してはややラッキー感も否めないが、初戦・大和天理さんや4回戦・上宮さんは自身よりレートも戦力も上位の相手に勝利し、これまで8大会で通算3勝だったキャリアを一気に更新するここまでの勝ち上がりは一定の実力を示している。

第2ブロックは鹿フンさん。3回戦以降、同等戦力評価校相手の3連戦を競り勝ってここまできた。これはなかなか簡単ではないこと。特に、シード校であった天照学舎さんとの5回戦での8回裏、2死無塁も相手エラーきっかけの3連打で2点差を逆転し、勝利したこのゲームは、これまで過去3大会で2勝止まりだったこの学校の躍進を象徴している。エース田上君をはじめ自慢の投手陣は全員疲労なしで挑む6回戦。キャリアを更に更新するベスト8へ向け視界良好。

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第3・4ブロック

第3ブロックは片桐高校付属斑鳩さん。ここまでは実力通りの勝ち上がりも、振り返ると初戦が一番危ない試合であった。下位投手の先発・継投でレート差500以上の格下校相手に7失点、3点ビハインドで追い込まれた9回裏にようやくエンジンがかかり意地のサヨナラ勝利。それ以降は終盤に突き放す野球で打ち勝ってきた。こうして考えると大会中盤~終盤を見越したチーム作り・采配である様にも見え、中1日で投手陣の疲労も癒えて6回戦の大一番を迎える。

第4ブロックは享愛さん。ここまで盤石の勝ち上がりで、投手陣はエース石沢君を中心に文句のつけようがない。打線では四番ライト堀川君は圧巻のパフォーマンス。4試合で17打数13安打2ホーマー8打点、しかも勝ち進んだ4・5回戦では全打席安打で、現在8打席連続安打&出塁継続中。しかも、第二捕手兼任とユーティリティ性まで持ち合わせており、5回戦では絶不調の正捕手竹内君に変わりマスクを被った。そして遂に次戦、リードオフマン門井君が骨折からの復帰を果たし、頂点へ向かうピースは揃った。

第5・6ブロック

第5ブロックは吉祥さん。こちらもここまでまったく抜かりなし。3回戦はエース富田君が、この夏初登板の緊張からか珍しく乱調も打線がコールド勝ちへ導く最高の援護を見せた。その打線は、今大会も各選手の当日調子に関係なく不動オーダーで挑み続けている。春に大活躍だった三番佐藤君・四番中西君を中心に、ここまで36得点。また、5回戦・此処空さんは投手陣の疲労があったとはいえ、2度のコールド勝ちをしてきた打線を鈴木君は零封し、コールド勝利は圧巻。富田君との左右Wエースは驚異である。

第6ブロックは(市立)小泉さん。初戦で辛くも逃げ切り勝利をすると、3回戦ではやや戦力が上回る相手にコールド勝ちと地力を発揮。そして、4回戦・十津川学院さん戦ではエース本橋君を欠きながらも接戦を制した見事な勝ち上がり。本橋君と松田君で交互に先発し、ここまでコールド以外では各試合6回以上投げていて、二人合わせて24回1/3で自責点はたったの1点。チーム合計でも7失点(自責点6)とこのチームのストロングポイントである投手陣が疲労投手不在で大一番へ挑み、ジャイキリを狙う。

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第7・8ブロック

第7ブロックは田原本国際さん。初戦は格下校に辛くも勝利、3回戦でも戦力では下回る相手校に延長12回でなんとか勝利と、序盤は苦しい展開が続いたが、4回戦で勢い付くと、5回戦は実力校の千川さん相手になんとコールドゲームをやってのけた。しかも、エース井上君を温存してのことなので尚更驚きである。ここまで投手陣は平均3失点でまとめて、打線は尻上がりに調子を上げている。’18一年生大会優勝時の主要メンバーが、3年生となった今大会で有終の美を飾るべく躍動している。

第8ブロックは91田原本農業さん。2戦連続コールド勝ちも、苦しい戦いを延長で制した4回戦・市立橿原さん戦はターニングポイント。2点を追い掛ける9回裏、平田君の長打で同点に追い付き、尚も1死満塁でサヨナラ好機も、チーム屈指の好打者・大江君が併殺打に倒れ延長へ。表に1発を浴びてしまい1点を追う10回裏、今大会ここまで僅か1安打で苦しんでいた主砲・渡部君がサヨナラタイムリー2ベースを放ち、最も重要な場面で仕事をやってのけた。勢いそのままに古豪・信貴山さんに対して危なげのない勝利を収め、”田原本”対決に挑む。

第9・10ブロック

第9ブロックは桜井さん。第1ブロックと同じような構図となった。春準優勝・過去3度優勝のならのさんを4回戦で破り、大金星をあげたウルスラ学園さんを5回戦で桜井さんが接戦で破った。初戦は新設校にコールド勝利、3回戦は同クラス校を延長で制し、4回戦は同クラス校にコールド勝ち。投手の枚数も揃っており、打線も好調であるものの、一気に強度が上がる次戦。3年振りに公式戦で4勝以上あげたベテラン校は、ここからが俺甲初年度・夏準優勝校の真価を問われることになる。

第10ブロックは左京さん。3回戦・大和西大寺さん戦で、初回に先発野村君が6失点で1死しか取れずに降板も、2回以降打線がじわりじわりと点を積み重ねて逆転勝利したあたりは、流石の落ち着きと地力を見せ付けた。また、5回戦では倭学院さんに対してエース米澤君を起用し、絶対に落とせないポイントと踏んだこの試合を打ち合いになってはしまったが見事制した。激戦区のブロックにも関わらず、打線は3戦連続12安打以上9得点以上と非常に乗っており、キャリアハイのベスト8へ向けて突き進む。

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第11・12ブロック

第11ブロックは奈保さん。17年9月創立のこの学校は今が絶頂期。春季はキャリアハイを2勝も更新するベスト8入り、今夏も現在6回戦進出(暫定ベスト16)と安定して好成績を残している。3回戦ではナンキンズさんと激闘になるも延長で5点取られても7点取っているから大丈夫と言わんばかりの勝利は、積年の努力が功を奏したとも言える。しかし、春夏連続ベスト8入りを掛けた次戦の相手は超強豪校。難しい試合になるかもしれないが、目標とされる「守りのミスをなくし、接戦に強いチーム」をこの大一番で是非体現してもらいたい。

第12ブロックはあすか野さん。ここまでモットー通りに自慢の攻撃的野球を見せ付けている。しかし、3回戦ではレート2100クラス対決となってしまったまにまにさん戦。板東君と林君の3・2年エース継投で、この接戦を見事勝利。それ以外は追随を許さないゲーム展開を演ずる。なんとこの学校は、今大会で5大会連続ベスト16以上となり、通算では’18年創立ながら公式戦30勝超え。投打に強力な戦力を擁して、非カテゴリー大会では初の準々決勝進出を狙うも、このチームならまだ先を見据えることも可能。

第13・14ブロック

第13ブロックは榛原さん。春にその鉄壁ディフェンスにて3位に輝いたこの学校は、4試合で僅か2失策と今大会でも健在。一方、スコア的には3回戦以降苦しい試合が続くも、無駄な失点を与えていないということが接戦を勝利している要因でもあり、何より3戦連続レート2000クラス校に対しての勝ち上がりは称賛に値する。しかし、ここからは投手陣のもうひと踏ん張り、もしくは打線の援護が必要となる。春の大躍進を再現する為にここは総力戦で挑みたいところ。

第14ブロックは秋篠学院さん。3戦連続1点差勝利と、試合内容からして勝負強さを感じる。3回戦・生駒山さん戦は延長10回サヨナラ、4回戦・おらが村さん戦も延長10回で勝利、5回戦・生駒東さん戦では最終回1点差まで追い上げられ尚も1死1・2塁の状況を何とか切った。超攻撃重視で守備力・エラーは厭わない布陣は、徹底されていて一貫性も有り、結果も残しているのでこれもひとつのスタンスとして評価されるべきものと考える。6回戦は、両極端のチームカラーの対決、非常に興味深い。

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第15・16ブロック

第15ブロックは(私立)大和さん。唯一無二の無失点での勝ち上がり。その内3度はコールドゲームで、打線も絶好調。ここまで4試合60得点0失点では、何も言う事が無い。春ベスト16とはいえ、過去4度の栄冠に輝くこの学校としては不測の準々決勝敗退。しかし、その相手が敗れ去ってしまった今、目指すはひとつ。夏の甲子園奈良大会の2連覇しかない。申し分ない戦力とこれまでの勝ち上がり方を糧に、狙い定めるは聖地とみる。

第16ブロックはマッキーさん。ターニングポイントは3回戦で、18年暮れ~19年秋に4大会で15勝をあげた高田平成さんが、その時の主力メンバーで今大会10ヶ月振りに復帰されて激突となるも、接戦にて勝利を収めた。それ以降も同戦力評価ステータスの2校を退けて、キャリアハイのベスト16進出。6回戦では県ランク2位の優勝候補との試合ですが、戦略・安定感、そして評価値以上と感じさせる強力打線を以てすれば、一発あってもおかしくない。

私見

以上が、出揃ったベスト16の学校さんの簡略説明でした。ところでシード校16校の内、ここまで勝ち進んでいるのは半分の8校で、春季大会時とまったく同じ結果となっています。やはり強豪校とはいえ、勝ち上がるのは難しいことなのですね。6回戦カードはどれも楽しみな組み合わせばかりで、我が校が敗れ去った今、いち俺甲ファンとして楽しみです!

また、春季同様に我が校と同期の2019年創立校を注目すると、全48校参加中4回戦進出できたのは、鳥親子さん・サモハラさん・十津川学院さん・91田原本農業さん・安堵さん・生駒東さん・NR学園の7校のみで、その後生駒東さんは1勝され、最終的に6回戦進出でベスト16入りを決めれたのは、春季と同じく唯一91田原本農業さんたった1校です。是非、2019代表としてひとつでも勝ち進んで欲しいと思います。

次回は準々決勝終了時点にて更新予定ですが、12日にできるかちょっと今の所わかりません…。
なるべく皆様の期待に応えられる様に頑張りますが、遅れてしまったらごめんなさいです💦

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私見2(私個人の考え・偏見)

ここからは4回戦を終えての私の偏った個人的な見解・思いを述べさせて頂きますので、読者様によってはご気分を害してしまう可能性があります。しかしながら、私の大好きな”俺の甲子園”を守りたいが故の意見ですので、ご了承ください。

この夏の4回戦は波乱が多く巻き起こった。なつぞら学園さん、十津川学院さん、ならのさん、東大寺学園さんら優勝すら狙える県上位ランカー校の敗戦。
一発勝負であるし、当日の調子もある、またローテや采配設定も。絶対強い方が勝つわけではないし、もしそうであれば面白くもない。
しかしながら、これらの学校には少し早すぎる幕切れという印象で、いち俺甲ファンとしては残念ある。

十津川学院さんは毎イニングランナーを出すも仕留めきれず、相手投手陣が素晴らしかった。
東大寺学園さんも同じく毎イニング出塁するも相手投手陣が要所を奪三振で凌ぎ、反対に失点も防げなかった。
共通して両校のお相手は(戦力・レートを相対的に見て)強い学校であり、素晴らしいパフォーマンスであった。十津川学院さん、東大寺学園さんには、秋にリベンジを期待したい。

一方、キャリア豊富な2校の春優勝・なつぞら学園さん・春準優勝・ならのさんの場合はどうだったか。
対戦相手の戦力云々の前にある共通した事柄が行なわれている。
ここでは明確には記さない、その理由は良識ある読者ならご理解頂けるはずだ。

ログインしていなくてそうなったのなら仕方がない(エントリーした以上それでは困るが、家庭・仕事事情等の問題があるかもしれないので仕方ないとする)。
そうでなく、もしもそれが意図的に行われていたのならば問題である。
そもそもこのようなケースで、実力が発揮できない様になっている試合の構築プログラム・メカニズム自体に問題はあると思うが、それに関してはユーザー側である私はどうしようもないので、この点については一旦置いておく。
いずれ根拠がまとまれば運営様にもお伝えし、改善要望を訴えるつもりである。

ここで当事者に問いたいのは、マナー・モラルについてである。
その方法で勝って嬉しいのか?楽しいのか?わたしには理解不能である。

ここ数ヶ月あちこちの掲示板にて、お互い顔も見えずどこの誰かも分からない俺甲という仮想世界内である事を良いことに、品位を欠く・配慮の無い・自分勝手なメッセージやコメントを散見するが、気に入らなければ関わらなければいい。なんならブロックだって出来る。私ならそうする。

しかし、公式戦となると手立ての打ちようがない。
もう、その人個人個人の裁量に託すしかない。
ゲームだからといって何をしても良いという訳ではない。

なにも課金で収益をあげて運営しているのだからといって、運営側の肩を持っている訳ではない。無論、課金組は優勝しなければならないと思っている訳でもないし、別に擁護する義理も何もない。
ただ単に私は、みんなで楽しく”俺の甲子園”をプレイしたいだけなのだ。

幼稚園や小学校ではないのだから、こんな奇麗事を言っても仕方ないし通じない。
みんな大人なんだからそんな事分かるだろう。
であれば、私の想い・考えも分かるはずだ。
みんな大人なんだから正々堂々と楽しもう。
最近急増している10代プレーヤーには伝わらないかもしれないが、
一度自分に置き換えて考えてみて欲しい。

ベテラン校の練習試合で新設校・ビギナー校狩りによるレート・スキルポイント上げ、
他校掲示板への暴言や悪口・陰口、
陰湿な内容の公式戦。

これらが少しでも無くなり、ベテランからビギナーまで各ユーザーが練習・試合・公式戦、そして交流を楽しんでプレイできることを心から願い望みます。

ごくごく一部の方へ向けてのメッセージです。
ほとんどの方、むしろここへ来て下さり読んで頂いている皆様がそうではないことは解っています。
しかし、何かアクションを起こさざるを得ない事態であると先日認識致しましたので、こうして書き記しました。どうかこの想いが届きますように。
長々とネガティブな文章を連ねてスイマセンでした。

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俺の甲子園 ~ NR学園 ~

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