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各データの解析

47都道府県 戦力分布ランキング ~Ver.2022~

都道府県別 総A・レート2100/2000/1950以上校数各データの解析

都道府県により大会への参加校数は異なり、また強豪校数も異なります。かと言って、参加校数の多さに比例して強豪校も多くて勝ち上がるのが難しくなる…、という事は一概に言えません。なぜならそれは必ずしも比例していないからです。

つまり同じ公式戦”1勝”でも都道府県が違えば重みや価値が異なると思うのです。

そこで今年も春季データを基に、各都道府県の戦力構図・分布を解明し、47都道府県をランキング化します! そして、これを指標として仲の良い交流校や同地区のライバル校とのキャリア・戦績を見比べて、都道府県や地区を越えた互いの実力を測る為の“ものさし”としてご活用いただければと思います。

試合数換算表

それを行なうにあたり、まず最初に全試合数を統一します。都道府県ごとに異なる試合数を統一する事でフラットに分析し、更に比較しやすくするのが目的です。

以下は各都道府県の1回戦から決勝までの試合数と、1回戦出場割合から当該都道府県のベースとなる試合数を導いたものです。右端の”過半数試合数”というのが各県のベースとなる試合数です。

例:大阪府の場合、1回戦~決勝までの試合数は10試合ですが、出場校の内の58.5%(戦力上位378校)は2回戦スタートであり、上位を目指す強豪校はそちらに含まれており、決勝進出までの最大試合数は9試合となる為、過半数試合数を”9”としています。

試合数換算表
試合数換算表2
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こうして全都道府県で見ると、実働カード数も過半数試合数も”8”が最も多いので、決勝までの試合数が8試合(決勝・準決・準々決勝・5~1回戦)を基準として、これに統一し進めます。

 これから以下を参照して頂く際、都道府県別実試合数へと換算していただきたいので、例えばご自身の所属都道府県が東京都の場合、戦力上位4.5%の学校は+1勝、戦力下位95.5%の学校は+2勝。埼玉県の場合は戦力上位89.3%の学校は+1勝、戦力下位10.7%の学校は+2勝。京都府なら戦力上位70.1%の学校は全8戦なので±0、戦力下位29.9%の学校は+1勝として、以下をご覧下さい。 但し、”優勝”~”ベスト16″までのキャリアは上から数えている為、全国共通そのままでOKです。ベスト16未満の”○勝”である場合の換算方法です。

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都道府県別 総A・レート2200/2100/2000以上校数

まず最初に各都道府県の総A校数とレート2200・2100・2000以上の校数を拾いました。また、目安として、各県ランクの50位と100位のレートも記載します。

セル内色付けは各項目のトップ10、赤字表記は最多校数です。

都道府県別 総A・レート2100/2000/1950以上校数
※ 東京都のレート2000以上校数のみランキングからの集計が不可能であった為、分布計算による推定値112校としています。
都道府県別 総A・レート2100/2000/1950以上校数2
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そして、これら4項目の占める割合をそれぞれ都道府県内で計算し、ポイント化します。

都道府県別 総A・レート2200/2100/2000以上割合

都道府県別 総A・レート2100/2000/1950以上割合
※ 東京都のレート2000以上校数のみランキングからの集計が不可能であった為、分布計算による推定値112校としています。
都道府県別 総A・レート2100/2000/1950以上割合2
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それぞれの総A校数とレート2100・2000・1950以上の校数が占める割合を降順に並べ替えて、上から順に「47P、46P、45P…」という様にポイントを割り振りました。最も多くの割合を占める都道府県のは47P、最も少ない割合の都道府県には1Pを付与とします。

そして4項目のポイントを合計し、多い順に並び変えたものが以下のランキングです。

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激戦率ランキング(全8戦・1~2勝レベル・ビギナー~中堅校向け)

要は、1~2回戦ですら勝つのが難しい激戦率ランキングです!(中でも特に新設校・ビギナーさん及び創立2年未満・レート1900未満の学校さんが勝利困難なランキング → ランキング下位の都道府県ほど1~2勝出来る可能性が高い = 上位ほど1勝が重い)

換算方法:例えば東京都の場合なら戦力上位4.5%の学校は2~3勝レベル、戦力下位95.5%の学校は3~4勝レベル。埼玉県の場合は戦力上位89.3%の学校は2~3勝レベル、戦力下位10.7%の学校は3~4勝レベル。京都府なら戦力上位70.1%の学校は全8戦なのでそのままの1~2勝レベル、戦力下位29.9%の学校は2~3勝レベルということになります。詳細は試合数換算表

激戦率ランキング
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昨年に引き続いて、最激戦区は2年連続で福井県です! 続いて、鹿児島・奈良・栃木・島根の順で”1勝”に重みがある全国有数の激戦区という事が分かりました。 また、昨年下位に沈んでいた兵庫県は大幅ランクアップ(46位→29位)、対して福岡県は大幅ダウン(23位→43位)となっています。

しかし、このランキングだけでは本当の各県の戦力分布は分かりません。激戦率ランキングは、全体数に対する”割合”から求めたものであり、優勝やベスト○○というキャリアを目指すような強豪校にとっては参考・指標になりません。そこで次は、”数”に注目して考えます。

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ベスト16・32・64以上 戦力拮抗レベル

次に、ベスト16・32・64の戦いにおいてどれほど拮抗し、戦力が均衡しているかを調べます。(激戦率の観点から戦力上位校が順当に勝ち進んだと仮定して考えていきます。)

3回戦(ベスト64・2勝)東京・神奈川・千葉・北海道・大阪・兵庫・埼玉は全カードがレート2000以上対決(2回戦で既に2000対決が発生)。静岡・愛知では半数以上のカードで2000以上が激突

4回戦(ベスト32・3勝)では、千葉・東京にて全カードで総A校&レート2100以上対決(3回戦で既に総A&2100カードが発生)。大阪・神奈川・静岡・兵庫では半数以上のカードで総A対決。その内、神奈川は全カードが2100以上で、更にその半数以上は2200以上対決。大阪・静岡でも半数以上が2100以上対決。それ以外に総Bも含めると、北海道・愛知でも半数以上が2100以上対決。他には、茨城・奈良・福岡・宮城・京都・長野では全カードが2000以上対決になります。

5回戦(ベスト16・4勝)では、北海道・埼玉・奈良・愛知全カードで総A対決(4回戦で既に総Aカードが発生)。その内の埼玉・奈良と4回戦で総Aが過半数となっている兵庫の3県は全カードが2100以上対決で、更に奈良のみでその半数以上が2200以上対決。岡山・滋賀・愛媛・京都・新潟でも半数以上が総A対決となり、岡山・愛媛・京都・新潟の半数以上が2100以上対決。それ以外に総Bも含めると、鹿児島で全カードが2100以上対決となっています。

これらを踏まえて、早期に戦力上位対決がある程に高ポイントを付与し、カテゴリーとカード数の割合(100%・50%以上)により振り分けたものが、以下の表の各右端の数字です。(最高5P、最低1P)

ベスト16・32・64以上 戦力拮抗レベル
ベスト16・32・64以上 戦力拮抗レベル2
ベスト16・32・64以上 戦力拮抗レベル3

おまけ(優勝するのが困難な都道府県11選)

県ランクトップ10にて、際立っていた都道府県を選出したものです。内容としては上記内容と重複しますのでこちらはポイント加算対象外ですが、優勝するのが非常に困難な最激戦区として掲載させていただきます。

おまけ(全国有数の県ランクTOP10・3選)
都道府県名横の数字は、県ランク10位のレート。

最高峰は千葉県です。唯一オール総A&2300以上となっています。次いで、東京・神奈川・北海道・奈良・兵庫・愛知は、オール総A&2200以上です。それ以外で、レート不問のオール総Aは、埼玉・静岡・滋賀。総Bも含めた2200以上は大阪。以上の11都道府県は、優勝するのが非常に困難な都道府県です。

さて、本題に戻ります。”ベスト16・32・64以上 戦力拮抗レベル”内の各ポイントを集計して、多い順に並べ替えたランキングが以下の通りです。

強豪校激戦ランキング(全8戦・3勝<ベスト32>以上レベル)

要は、ベスト32~優勝するまでが難しい激戦区ランキングという事です!(中でも特にベテランさん及び創立2年以上・レート1900以上の学校さんでも勝ち上がりが困難なランキング → ランキング下位の都道府県ほど3勝以上・上位進出来る可能性が高い = 上位ほど優勝やベスト○○の称号を得にくい)

換算方法:例えば東京都の場合なら戦力上位4.5%の学校は4勝レベル、戦力下位95.5%の学校は5勝レベル。埼玉県の場合は戦力上位89.3%の学校は4勝レベル、戦力下位10.7%の学校は5勝レベル。京都府なら戦力上位70.1%の学校は全8戦なのでそのままの3勝レベル、戦力下位29.9%の学校は4勝レベルということになります。詳細は試合数換算表

強豪校激戦ランキング(全8戦・3勝<ベスト64>以上レベル)
スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

千葉・神奈川・東京が同ポイント数で並びましたので、最多総A校数の千葉県を1位。続いて、レート2200以上校数1位の神奈川県を2位にさせていただきました。以下の同ポイント順位も”総A校数>レート2200校数”の優先順で多い方を上位としています。尚、23位以降は同ポイント都道府県が多数の為、順位付けしてしまうと総合ランキングに影響してしまいますので、同順位タイとさせていただいています。

そして、激戦率ランキング(戦力上位校率が高く1・2回戦ですら勝つのが難しい都道府県ランキング)と強豪校激戦ランキング(戦力上位校数が多くベスト32~優勝までが難しい都道府県ランキング)を合わせたものが、総合ランキングとなります。各ランキングの順位を足した和が少ない程、総じて勝ち上がるのが難しい都道府県。反対に順位の和が多い程ランキングは下位となり、強豪校なら上位進出し易く、新設初年度校やビギナーさんでもある程度戦力を整えられれば1~2勝が実現可能な都道府県ということです。

では、ご覧下さい!

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47都道府県 戦力分布ランキング

47都道府県 戦力分布ランキング
RANK1が激戦率ランキング順位、RANK2が強豪校激戦ランキング順位で、SCOREがその和です。
47都道府県 戦力分布ランキング2
スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

両ランキングでトップ10入りを果たした奈良県が総合1位となりました。全盛期から参加校数を維持し、各大会で政令指定都市を抱える人口200万人クラスの都道府県に唯一割って入り、更に俺甲人口率でも常に上位キープ。そして、今回は強豪校激戦ランキングでもトップ10入りし、「率・数」共に高い水準であることが総合ランキングにて示されました。 総合2位は静岡県。なんと2年連続で両ランキングトップ10を果たし、2年連続の総合2位です! 続いて、昨年19位から大幅ランクアップで3位に入ったのは鹿児島県。 昨年3位の岡山県は高い水準をキープして4位。 2年連続で強豪校激戦ランキング1位となった千葉県ですが、激戦率ランキングの順位を落としてしまい総合V2とならずとも5位入線です。 19位タイの東京都大阪府はベスト32以降はとてつもなく勝ち上がるのが難しく、その分優勝はもちろんベスト◯◯の価値は全国屈指ですが、一方で参加校数では上位であり激戦率は低い為、序盤1~3回戦はある程度やり込んでいるチームなら順当に勝ち進みやすいという事が窺えます。26位埼玉県や29位北海道・愛知県でも同じ見方が出来ます。この様な見方でご自身の都道府県をご覧頂ければと思います。

以上、昨年に大変好評いただきましたので、2022年版も作成してみました!

最後に…。多忙の中、限られた隙間時間は執筆活動に専念している為、たくさん頂いてますご挨拶・メッセージのお返事が出来ておらず大変申し訳ございませんm(__)m 前記事に記しました通り、俺甲人口回復及び俺甲活性化を目的として、様々な記事をこれからも更新していきますので、今後とも宜しくお願い致しますm(__)m💦

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俺の甲子園 ~ NR学園 ~

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