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監督の独り言

俺の東京五輪・サッカー編

女子サポーター後ろ姿監督の独り言

U-23アジア選手権の捉え方

まずは今年1月U-23アジア選手権(東京五輪アジア最終予選。以下、最終予選)について取り上げたい。
国内組のみで挑み(食野を除く)無残な結果に終わってしまった。メディアは開幕前に、国内組のみで戦うとわかっているにも関わらず、視聴率獲得の為にこぞって(東京五輪は)『歴代五輪最強メンバー』と持ち上げ、未勝利でGS最下位での終焉にたった1週間で手のひらを返して『史上最弱!このままでいいのか!』とたたき上げ、森保監督更送論まで出る始末。

しかし、今回の最終予選は出場権(開催国枠)を手にしている状態なので、国内組の最終オーディションとして挑んでいたと私は思う。この世代のみで本戦を戦い抜けるのか、そうでない場合にOA枠はどこのポジションに必要なのか、そういった意味合いも含めた代表枠サバイバルの最終章であったのだ。
だから、リオまでの時見たく出場権を何が何でも獲得しに行っている状況ではなく、逆に他国がそういった本気モードであるこの大会をホスト国ならではの立場で有効活用をしただけなのだ。

とはいえ、やはり内容含めこの結果は戴けない。別にエゴイストや孤軍奮闘を見たい訳では無いが、通して「オレがいるぞ!オレがやってやる!」そういった気迫の様なものもあまり感じられず、ほぼ無収穫だった。そして、オーディション合格者は数名に留まってしまったように思う。

そこで、私なりにこれまでの代表・所属チームでの活躍を踏まえて、実際の予想を交えての五輪メンバーを決めてみたいと思う。これぞ『俺の東京五輪・サッカー編』! ちなみに私はこのチームのベストは4バックと考えるが、これまでの森保監督の采配で強い3-4-2-1へのこだわりを尊重し、そのフォーメーションで選考する。

GK

まずは、GK。 大迫敬介(広島) は、世代屈指の能力で安定感も抜群、他の追随を許す事はない。二番手は難しい選択であるが、僅かに小島亨介(大分:新潟) の方が上手か。
ガンバ推しの私とすれば谷晃生(G大阪:湘南)を推薦したいところだが、二人共に所属先でなかなか出番が訪れず、今シーズンはレンタル移籍を決断。正直、この二人は直前までレンタル先での出場状況やコンディション含めて考えたいところである。

DF

次にセンターバック陣。冨安健洋(ボローニャ)はもはや説明不要、A代表ですら不動の位置にいる。板倉滉(マンチェスターC:フローニンゲン)は高さと対人の強さは言うまでもなく、展開力も持ち合わせており魅力。
3人目はOA枠で植田直通(ブルージュ)を起用したい。噂されている吉田麻也は長らく実戦から遠ざかっており、次点の昌子源(G大阪)も未だケガのリハビリ中、そうなると南米選手権にもU-23主体のチームに混ざって戦っていた植田は連携面でも問題はなく、むしろディフェンスラインを統率してくれるだろう。
バックアップは、立田悠悟(清水)と迷ったが、町田浩樹(鹿島)を推したい。両者とも最終予選では持ち味を発揮出来ぬままではあったが、町田に関しては鹿島での戦いっぷりを見ていると、 賢さと上手さを兼ね備え、これからの常勝軍団の守備を担う逸材と感じさせてくれるプレーを見せている。

MF

まずはボランチ。中山雄太(ズヴォレ) は、センターバックも経験があり、アンカーもしくは守備重視の1枚は彼に。その相棒はOA枠で柴咲岳(デポルティボ)に攻撃のタクトを。実戦感やコンディションを不安視する声もあるが、このチームは彼を置くことにより激変すると考える。一気に流動性が生まれ、昨年のコロンビア戦での様に堂安や久保を放置プレイすることもなくなる。
バックアップは、田中碧(川崎F)のサッカーIQの高さで選出。初めて彼をスタジアムで見た時の驚きは忘れない。がっちりマークでなく寄せ方や間と読みでイニエスタを封じ、更に攻撃のアクセントにもなっていた。
サイドハーフ(ウイングバック)は最終予選で期待通りの活躍をしてくれた相馬勇紀(名古屋)と橋岡大樹(浦和)を。攻守に渡ってハードワークをこなすことが出来る上、タイミングのいいオーバーラップにサイドの関係性は及第点。相馬は両サイドでの起用が可能で突破力を持ち、橋岡はセンターバックにも入れて変則4バックが実現できる等、二人とも貴重なユーティリティ性を持っておりバリエーションが増やすことが出来るのが決め手。
バックアップには、人材不足は否めないが、思い切りのいいレフティーの杉岡大暉(鹿島)を左に。右は昨年J優勝の立役者であり、攻撃センスが光る遠藤渓太(横浜FM)を。
シャドー(アタッカー)は問答無用でこの二人、このチームのWエースとなる堂安律(PSV)と久保建英(レアルマドリード:マジョルカ)。 バックアップには、この世代の攻撃を支え続けた三好康児(アントワープ)で決まり。昨年の南米選手権での大活躍を見れば、頭からでも行かせたい逸材である。

FW

最後にFW。ここは3つ目のOA枠、大迫勇也(ブレーメン)を招聘し、後ろの柴崎とで、堂安・久保を挟み込む事により、強烈な化学反応を生み出すに違いない。
バックアップは、小川航基(磐田)と悩むが、大迫タイプでない方という意味で上田綺世(鹿島)を最後の18人目に選考。

本番までの課題

こうやって考えるとわくわくするラインナップになったが、現実的に考えると不安が浮かび上がってくる。そう、このメンバーで1度もサッカーをしていないという事。
昨年のコロンビア戦ですら冨安ら数人は招集されていない。本来は冒頭でも述べた最終予選にベストメンバーで挑み、本番はケガやコンデション等を理由に数人のみ入れ替わるのが通説である。いかに守備は統率を図り、攻撃はイメージの共有ができるかがカギであり、それは実戦でしか養われないのがサッカーである。いつも以上の合宿期間と強化試合を経て本番に臨んでほしい。

あと、付け加えると森保監督の偏った采配。3バックへの執着と、後手後手の選手交代。この2点は柔軟に改善してほしいところ。そうすればあとは、我々は応援するのみ!!

OA枠のその他候補

18名の選出は終えたが、注目ポイントのOA枠について、もう少し様々な角度から可能性を考えてみたい。
まずは、ずっとOA枠入りを目標と公言している本田圭佑(ボタフォゴ)が入れば、ご存じの強烈なシンボルとなる。全体的に大人しすぎる、リーダーシップをとれる選手がいない等、メンタル面の課題を指摘されるこのチームに、本田を推す声も多く聞くが、逆に刺激が強すぎるのではないだろうか。
逆効果を生んでは、元も子もない。プレー面では、前なら収められ、後ろでも頼もしそうではあるが、そもそも世界のトレンドでもあり、このチームのストロングポイントでもある縦へのスピードという点においては、フィットし辛いのではないか。

南野拓実(リバプール)は助っ人という意味では最高であり、二列目に久保・南野・堂安を並べられ、A代表と同等もしくはそれ以上の攻撃力を生み出しそうではあるが、前線には多くの人材がおり、貴重な枠は他のポジションにて使いたい。
また、鎌田大地(フランクフルト)も典型的なトップ下としてドイツで活躍しているが、同理由で見送りたい。

そういう意味ではポイントをボランチと考えると、攻撃のバリエーションを増やせる大島僚太(川崎F)やボール奪取能力に長けた井手口陽介(G大阪)あたりは十分にチーム力の底上げになる。

また、手薄なサイドハーフに左右こなせる原口元気(ハノーファー)や、センターバックに三浦弦太(G大阪)という選択肢も効果的な補強である。

ここまで真剣に考えすぎたので、「こんなサプライズがあったら~♪」

サプライズという意味では、
精神的支柱として1枠を捨ててでも 三浦知良(横浜FC)
大人しい彼ら世代にはおおらかな最多Aキャップ 遠藤保仁(G大阪)
FK専用カードとして 中村俊輔(横浜FC)
OA経験有りでコミュ力抜群な日本史上最高の天才 小野伸二(FC琉球)

日本サッカー界のレジェンド達が入れば盛り上がるに違いない。特にカズは、90年代からパイオニアとして活躍してきたが、FIFAの主要大会に出場出来ていない。あの悲劇のフランスW杯直前合宿での落選により。そんなキングが自国開催の五輪で新国立のピッチに立ったら、これほど感動的な事はないであろう。

最後に

女子サポーター後ろ姿

兎にも角にも新型コロナウイルスが収束し、世界経済の混乱が収まり、予定通りオリンピックが開催され、各欧州クラブは選手を拘束する事なく五輪へ送り出し、スタジアムやパブリックビューイングやスポーツバーや自宅テレビで、手に汗握りしめながら応援できることを願うのみである。

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