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大会

2020春季奈良県大会 準々決勝略筆 と 準決展望

力投する投手大会

今回は昨日行われた準々決勝4試合の熱戦の模様と、明日行われる準決勝の展望をお送り致します。

この春、奈良県273校の頂点に立つのはどの高校なのか。現在その権利があるのは、僅か8校。では、まずは準々決勝4試合の激闘をご覧下さい。

あと、今回もタイトルの学校表記順はトーナメント順に準じており、本文の登場順は当該試合の先攻後攻に準じています (o_ _)o))ペコリ また前回に引き続き、本文中は文字数を少しでも減らして読みやすくする為に、敬体でなく常体を用いています。決して偉そうにしてる訳じゃないですので m(_ _:)m 悪しからず

第1試合 阪神学園VS榛原

先攻となった榛原さん(以下、敬称略)のオーダーは、今大会ここまで大活躍の一番・桜井君が絶不調の為、先頭に絶好調の平山君を起用。また、昨日力投を見せたエース田中君からバトンを受け継いだ久米君が先発に。
対する阪神学園さん(以下、阪学)は、下位打線を入れ替え、捕手は前試合を除き全先発マスクの攻撃重視の倉岡君に戻す。先発マウンドはエース伊澤君がマウンドへ。

試合は、初回に阪学が四番小池君の犠牲フライで先制。
一方の榛原は3回表、四球と野選で塁を埋めたところで、こちらも四番の広橋君が3ランで逆転に成功する。
するとその裏、阪学は2打席連続打点となる小池君がタイムリースリーベースで応戦と、序盤はお互いの四番がスコアを動かす展開に。
5回裏、併殺崩れ間に一人帰り阪学同点に追い付くも、6回表阪学二番手森本君の代わり端に連打と四球で榛原は無死満塁のチャンス。
久米君の内野ゴロ・平山君のヒット・上野君のスリーベース・野村君の内野ゴロと四者連続のタイムリーで一挙5得点をあげる。
しかし、その裏阪学も無死満塁から倉岡君がタイムリースリーベースで走者一掃、3点を返しスタメン復帰に応える。
ここで榛原は二番手河西君にスイッチ。尚も無死三塁の状況から後続を許さず、好リリーフを見せる。
その後、7回は榛原の連打で1点加え、阪学はまたしても小池君が個人3打点目のソロで1点奪う。
9回表、阪学の三番手山口君が6回途中からここまで1失点と粘るも3人継投の計画であったか、連打を浴びるも投げ続け6失点。
その裏、榛原は守備固めに投手交代と万全を期して、そのまま試合終了。

榛原 15 – 7 阪神学園

両校5回の投手二番手が、この試合の明暗を分けるポイントとなった。


勝った榛原は先頭平山君が3安打・1四球で役目を果たし起用に見事応える。また、下位の磯君・嶋本君も猛打賞と上位並みの活躍でチームを支えた。
敗れた阪学は、やはり継投が悔やまれる。準決までは中1日空くので、二番手以降に橋本君や板野君を配置し、その後ろに森本君・山口君を控えさせていれば連打による失点を防げたのではないだろうか。
しかし、四番小池君の2試合連発や、上位打線にマルチ以上がずらっと並ぶ光景は最後まで続き、シード校や強豪校を破ってキャリアハイを3つも更新するベスト8は見事だった。

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第2試合 大和VSならの

先攻、ならのさん(以下、敬称略)は、4回戦と同じオーダーで臨み、先発投手には矢野君をチョイス。
一方後攻の大和さん(以下、敬称略)は、前試合から五・六番を入れ替える中軸に厚みを持たせ、左打者の多い相手打線に対してエース村上君ではなく、チーム唯一の左腕でこの日絶好調の小口君を抜擢。

試合は2回裏、大和の初ヒットから、先発の小口君が自らのバットで先制タイムリーを放つ。
3回、ならのは井戸君のソロで同点も、その裏連打で大和・大野君がタイムリーでリードする。
4回裏、相手のミスに足を絡めて河合君が生還、続いて石森君がタイムリーと大和はリードを更に広げる。
ここまで毎回出塁するもなかなか得点できなかったならの打線が5回、遂に噛み合う。
先頭上地君がヒットで出ると盗塁と野選で生還、その後伊東君の2ラン、後続の三連打で更に1点加えて遂に逆転。先発小口君をマウンドから降ろす。
その裏を三者凡退で終えると、流れはならのへ。
6回表、大和野手陣に2エラーが出てしまい、ならのはリードを3点に広げる。
その後、大和は6・7回それぞれ先頭が長打で出塁も1得点止まり。
8回はお互い自慢の打力でそれぞれ3点奪い合うも、その差は変わらず。
9回大和は四人目寺本君が無失点に抑えるも、その裏ならのは万全の守備固め。
しかし、ヒットとエラーで2死1・2塁とし、長打が出れば同点の状況も実らず試合は終わる。

ならの 10 – 8 大和

5回攻守で勢い付きかけたならのに対して、直後に2エラーで2点を献上し、流れを後押ししてしまった大和は、悔いが残る敗戦となった。


ならのは上位3人にホームラン、四番久米君は4安打と準決勝に向け弾みが付いた。
敗れた大和は、勝田君が2試合連続代打での3ランを含む、今大会の代打打率はなんと10割。選手層の厚さを目に見える形で示してくれた。
2017年1月創立の伝統校は、5度目の栄冠ならずとも、過去3年連続夏大会には春以上の成績を残しており、夏の逆襲が今から脅威である。

2020春季奈良ベスト4-1

第3試合 なつぞら学園VS奈保

先攻の奈保さん(以下、敬称略)は、いつものオーダーで、エース小泉君の先発と、ベスト布陣のスタメンで挑む。
対してなつぞら学園(以下、なつ学)は、多少の入れ替えはあるもののこれはいつも通り。先発は相手5人の左打者に対して絶好調の左腕・鈴木君がマウンドへ。

試合は序盤、1回なつ学の犠飛のよる先制と3回奈保・山戸君のソロ以外は、互いに要所を締める展開に。
4回、先頭に長打を許すも後続を切ったなつ学は、その裏にヒット・エラー・野選の二死満塁で、なんと先発鈴木君が走者一掃のタイムリーツーベースで自らを援護する。
5回奈保はタイムリーエラーで1点返すも、直後そのエラーをした赤嶺君が汚名返上のソロで帳消しに。
7回裏にはなつ学・斎藤君にソロを許すも、8回表に奈保の大野君は快速飛ばしランニングホームランを記録する。
しかし、8回になつ学は佐々木君のソロを皮切りに3連打で更に2点追加。
その裏、三番手高木君が奈保の代打攻勢をものともせず、3人で試合を終わらせる。

奈保 3 – 9 なつぞら学園

2回以外はすべての回でランナーを出した奈保の仕留めきれない展開がつづき、そうさせなかったなつ学の盤石の投手リレーが勝因とみる。


なつ学は、ケガ明けだった高木君・鈴木君の両投手が復帰後初登板もナイスピッチングで、更に球数を継投で分散させたことにより、疲労投手なしで準決勝に進めるのは大きい。
敗れはしたが奈保の4試合連続自身より上位校を撃破した事実は不変である。ここまでの快進撃は、俺甲並びに高校野球の面白さを体現してくれた。
夏はより一層マークが厳しくなるかもしれないが、シード権を持っているので今大会よりは采配しやすくなるであろう。更なる飛躍を期待する。

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第4試合 吉祥VS椿ノ宮

先攻になった椿ノ宮さんは、四番篠原君を絶不調の為、石原君が昇格させる形に。先発はエースの想いも背負って1年生根津君。
一方、吉祥さんは、田中君と藤田君の打順を入れ替えるのみでいつものオーダー、エース級の左腕・鈴木君を先発マウンドへ。

試合は吉祥さんのコールドゲームに。4発含む14安打、投げては鈴木君が無死四球2失点の完投で圧勝。

椿ノ宮 2 – 13 吉祥

敗れた椿ノ宮さんは、毎回出塁の7安打と一方的に抑え込まれている訳ではなかった。連打にホームランもあり、ビックイニングが生まれていても何ら不思議ではない。
しかし、前試合圧勝の投打の立役者、エース富永君と四番篠原君を欠く布陣に、打撃では決定打が放てず、投手陣は打ち込まれてしまい、実力差以上の敗戦に。
ベスト8となった成績は輝かしく、公式戦通算勝利数も二桁に乗せ、夏はどのような野球を見せるのか楽しみである。

2020春季奈良ベスト4-2

準決勝 展望

続きまして、ここからは明日行われる準決勝2試合の出場校の戦況と、対戦の見どころについて触れていきます。

第1試合 榛原VSならの

榛原さん (県ランク5位 ABBBA 2218)

先頭打者桜井君はここまで23打数13安打と未だ打率5割をキープ。
唯一前試合は絶不調で出番なしも、代わりの平山君が4出塁と、大会通じて一番打者が高確率で出塁するも、クリーンアップが目立った活躍なし。
6回戦で三番野村君が4安打もその試合は桜井君が珍しく1安打と、なかなか噛み合わない。
しかし、コールド勝利は初戦のみながら通算17失点は試合平均2.8点と優秀。投手陣は前戦こそ先発が打ち込まれるも継投後は1失点のみ。
万全の投手陣に加え、このチーム最大の武器は何と言っても鉄壁の守備力。なんとここまで6試合52イニングでエラーはたった3つで試合平均脅威の0.5。
やはり前々回に記した通り、あとはクリーンアップが打てれば、栄冠すらも限りなく近づく。

ならのさん (県ランク7位 AACAA 2110)

ここまで通算51得点、イニング換算で試合平均10.7点ペースとなる強力打線が魅力。その注目は1~5番で安打数・打点・ホームラン数のほぼを占めているところ。
主なオーダーは、千葉君・井戸君・伊藤君・久米君・土井君が並び、各試合誰かは固め打ちで、その前後も打っている為、連打に繋がり得点力を生んでいる。
一方、投手陣はここまで好投の山内君と吉岡君を中心にして、決勝までは再度中1日空くため上手い継投策を行ない、できるだけ失点は抑えたいところ。
また、ここ2試合は僅差をものにしており、勝負強さも見せる。特に前試合に同じ2017年1月創立の古豪対決を制しており、更に波に乗っている。
4度目の優勝旗を掲げるべく、頂点へのカギは采配か。

強力打線のならの 対 守備力の榛原 という対決。
とてもわかりやすいフェーズであり、その攻防が楽しみである。

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第2試合 なつぞら学園VS吉祥

なつぞら学園さん (県ランク1位 AABAA 2292)

ここまで県ランク1位の名に相応しい戦績である。ここまで10本塁打を含む70安打、60得点。失点も9点のみ。
だがしかし、初戦から全6試合、レート差400以上の学校としかここまで対戦していない。本当の実力はここから試される事になる。
とはいえ、今大会ここまで勝ち進むのにあたり、大きな危機を迎えていた。
大会期間中に高木君と鈴木君、2投手が故障発生。二人を欠きながらも2~5回戦まで、強力打線が手薄い投手層を援護し勝ち進んできた。
超強豪と言えども、このピンチを乗り越えるのは至難の業であり、自信と共に勢い付く。そして、前試合で両投手は復帰し、好投している。
疲労投手もおらず万全の戦力で、初のタイトルへ向けての大一番を迎える。

吉祥さん (県ランク2位 AACAA 2262)

3度のコールド勝利で圧巻の強さを見せつつ、6回戦で強豪相手にも横綱相撲を見せる。
三番佐藤君・四番中西君のアベックは、6戦で5発含め24安打と安定した活躍。また、ほぼ固定のオーダーはたとえ絶不調でも関係なく打てる実績という根拠の上に成り立っている。
強打ばかりに目が行きがちにはなるが、剛腕エースの富田君や、エース級のW左腕・鈴木君と斉藤君らのチーム防御率は驚愕の1.02。
このように充実した戦力も、ここまでは目立った戦績は意外にも、昨年秋の準優勝のみ。
ここまでこれといって不安視する点もなく、今センバツ出場校は初タイトルへ向けて、順調に突き進んでいる。

直近の練習5試合は、4勝となつぞら学園さんに分があるものの、ほぼこのメンバーと同じ状態であろう昨年秋大会の準決勝では吉祥さんが勝っている。
県ランクの首位攻防戦は、がっぷり四つの戦いが見れそうで、こちらも楽しみな一戦である。

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俺の甲子園 ~ NR学園 ~

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