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各データの解析

ステータスと成績の関連性2 ~野手編~

NR学園主要2年野手一覧各データの解析

一大に向けて1年生の起用が多く見られるこの頃の練習試合。ビギナーさんにはもちろんの事、今後の育成においてベテランさんも1年生の見極めは必要です。そこで、我が校の選手達を用いて、選手ステータスと成績の関連性を考察し、今後育成していくべき1年生の選定に役立てて頂くべく紐解いていきたいと思います。(各選手の能力数値や成績は20.9.25時点のデータです)

”前”好打者の条件

まず、半年前に執筆しました「各選手のステータスと成績の関連性・野手編」にて、導き出した好打者の条件を振り返っておきます。

①長打力・ミート力は A・E or B・D or C・C の組み合わせ

②その合計値が55000以上

③更に、走力を加えるならと90000以上

④同スペックで迷ったら高身長

昨年度末の段階では、このように定義していました。

これをベースとして、現在の各選手ステータスを見ていきます。まずは2年生からです。

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NR学園2年生主要野手

NR学園主要2年野手一覧
スマホでご覧いただいている方は、ピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂くと、表・文字を拡大してご覧頂けます。

主要メンバーをピックアップし、氏名セルがグリーンはレギュラー格です。各能力値の下段数値は、この半年間の成長分の数値です(長打力は監督スキルによる引き上げ約0.7%込み、またミートに関しては西村は10個・大浦は8個の集中力を使用した値を含めた上昇値です)。打率以降の成績は半年前と比較しての増減値を下段に示しています(ほぼ全員の打率・出塁率が落ちているのは昨年度に比べて、この半年間の試合相手のレベルが格段に上がった為です)。下段2名は上段6名に比べてここ半年の出場試合数が劣る為、成績が高めになっているので分けています。

半年前の前記事では13名をピックアップしていましたが、その中からやはり長打・ミートの能力ランクがA・E、B・D、C・Cの選手が年度変わっても活躍し続けて主要メンバーとして残っており、更に合計値が55000以上もしくは走力を合わせて90000以上の条件に全8名が合致しています。

その上で更に今回は条件を細分化しました。能力ランクはそのままに、長打・ミートの合計が60000以上と70000以上、走力を加えた場合は85000以上と95000以上にそれぞれ該当するセルに色付けをしています。

両方の上位値を唯一クリアしている松田は当然の好成績を記録、強豪校相手でも打ってくれます。次点は、ほぼ60000と100000超えの成田。長打率(ここでの長打率はNPBの塁打の定義ではなく、安打のうち2塁打以上になった割合を計算しています)こそやや低いですが、打率と出塁率は圧倒的。創立以後ほぼ全試合に出場し、打線を引っ張ってくれていて、人望は今年7月8日(加入から431日)にAに到達しました。ちなみにその練習メニューはこちらに掲載している ”打力育成メニュー” 一本です。

また、同スペックで迷ったら高身長も引き続き採用レベルにありました。西山以外は全員最低でも172cm以上あり、同格スペックの西山(168㎝)と高田(178㎝)を比べても、絶好調でミートがBに昇格した時のみ起用する左打の西山よりも、最近は少ない出場という事を差し引いても高田の方が上回る成績で、その身長差は10cmもあります。

次に1年生です。

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NR学園1年生野手

NR学園主要1年野手一覧.
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氏名セルがグリーンのレギュラー格以外は、秋季敗退後に初起用した選手ばかりですので出場試合はまだ少なく、成績はブラウン字にて参考程度に表記しています。
2年生同様に各条件に合致するほどに好成績となっています。松本の足を活かした打率に、鈍足を感じさせない野中の好成績、総合力で高出塁率の中島、この3名は秋季にベンチ入りしていました。
そして、大注目のスーパールーキーが4日前に入部。松田の後継者となるであろう小塚は、無育成の状態にも関わらずこの高能力値。約1年後の秋季大会時には、長+ミ=69000・長+ミ+走=102000に成長していることが予想され、NR学園史上最高の選手になるに違いないことはこの計算方法からも明らかです。

”新”好打者の条件 と 総合レベル

以上を踏まえての結論として ”好打者の条件” は、

① 長打力・ミート力の能力ランクは最低でも A・E or B・D or C・C の組合せ、平均C以上

② それぞれの能力数値の合計が55000以上でレベル1、60000以上でレベル2、70000以上でレベル3

③ 走力を加えた場合は85000以上でレベル1、90000以上でレベル2、95000以上でレベル3

この①~③をすべてクリアしている事。( 前述の高身長に関しては、スタメンやベンチ入りを同スペックで迷ったら選出する判断材料に用いて下さい。一概に高身長程優れているという訳ではありませんので、好打者の条件には取り入れませんでした。 )

その上で更に判別する為に、

②長+ミ レベル③長+ミ+走 レベル好打者総合レベル 

これにより導かれた数値を6段階で表します。(9=レベル6、6=レベル5、4=レベル4、3=レベル3、2=レベル2、1=レベル1、0=好打者ではない:そもそも②or③を満たしていない)

例:1年松本悠(20200182)の場合、長+ミ は59500でレベル1。長+ミ+走 は70409でレベル0。1✕0=0、よって好打者ではないとなります。長打Aで長打率は主砲・松田を超えてチーム1にも関わらず、走力Fが影響して打率が低く、また三振が極めて多いです。

例2:2年山本(20190181)の場合、長+ミ は47954でレベル0。長+ミ+走 は90447でレベル2。0✕2=0、よって好打者ではないとなります。チーム1の俊足とは言え、ある程度の打力が伴わないと打率には上限が有り、また長打にはほぼ期待できません。

例3:1年野中(20200183)の場合、長+ミ は64082でレベル2。長+ミ+走 は77341でレベル0。2✕0=0、よって好打者ではないとなります。今現在は高打率をマークしていますが、この先打席数を1000・2000と重ねていくと確率が収束し、走力Eが影響して打率が落ちていくのかもしれません。

※ 尚、左打者及び両打ちの選手はプラスアルファの数値が加算されている事は、活躍の傾向から見ても間違いありません。しかし、それが%なのか定数なのか定かではありませんので、今回の条件・計算には加味していませんが、優位性がある事を踏まえて選考・選出して下さい。

NR学園の好打者該当選手は、2年松田(20190126)が3✕3=9で唯一の総合レベル6。1年松本慶(20200139)と1年小塚(20200179)が次点で共に2✕3=6で総合レベル5。
2年成田(20190136)は長+ミの能力数値があと207で昇格となり、あと20日程度の練習で現在の総合レベル3から5へ昇格できる見込みです。以下は、大浦が総合レベル3、西村と山口が総合レベル2、中島が総合レベル1となっており、いずれの選手も主力で成績を残しているメンバーばかりです。

しかし、レベル0の選手が決してダメな訳では無く、あくまでこれは好打者を見つける為の条件です。
上位打線やクリーンアップを任せるにあたり、これからの練習メニューや起用法を定める上での指標です。総合レベル0でも一芸に秀でた選手はたくさんいますので、上手く育成して中心選手と組み合わせる事により、良いチーム作りを行ないましょう!

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守備の定義

続いて、守備面です。前記事「各選手のステータスと成績の関連性・野手編 2020.3.9」の時点では、以下の様に定義していました。

  • 二遊間の守備機会がかなりの数を占めるので、ショートは守備・肩力共にB以上がベスト。セカンドは守備B・肩C以上はほしいです。
  • それ以外の内野の最低条件は、ファーストは守備D、サードは守備D・肩力Cで攻撃重視。キャッチャーは盗塁捕殺を考慮して、肩力B・守備C。
  • 外野は、走力>肩力>守備力の優先順位で考えますが、ガチガチに攻撃力重視で問題ないです。

守備に関しては打撃の様に成績が数値として表れにくいので、明確に根拠を示すことは出来ませんが、この半年間の上位戦経験と俺甲の傾向を基に前回の定義から少し修正を加えてこのようにしました。

  • 俺甲では二遊間の守備機会がかなりの数を占めるので、ショートは最低でも守備・肩力共にC以上。セカンドは守備C・肩D以上。
  • それ以外の内野の最低条件は、ファーストは守備D、サードは守備D・肩力Cで攻撃に重視。キャッチャーは盗塁捕殺を考慮して、肩力B・守備C。
  • 外野は走力のみ最低でもD以上で、あとはガチガチに攻撃力重視で問題なし。肩・守備がEやFでもB・Cと大差なし。
  • また、捕手及び二遊間の成熟度はAでなければなりません。捕手成熟度は守備面のみならず、投手能力(制球・球速)の減算にまで影響を与えると推測しております。また、守備機会が圧倒的に多い二遊間の選手は、成熟度が低いコンバートである程に失策の頻度が高くなります。(仮説ですが、守備成熟度が低い程に大きい係数がステータスから減算されていると考えています。例えば、Aなら減算なし。Bなら10%減算、Cなら20%減算…というイメージです。もしかしたら能力ランクでなく、能力数値でのもっと細かな減算かもしれません。そして、それらは肩力と守備力は勿論の事、もしかしたら走力にまで影響している可能性も考えられますので、決して軽視は出来ません。)

2017年から年々野手陣は攻撃力ダウン守備力アップの傾向が続いています。そして、2020年世代の選手はこれまでになくその色が濃いです
2018年世代が引退した今、より攻撃力が求められますので、二遊間の必要最低能力ランクはそれぞれ1つ落としました。もちろん守備力Bあることに越したことはありませんが、それにより守備専門職の選手が打順九番で入るくらいなら、ある程度でも打てる選手を優先しましょう。
ファースト・サード・キャッチャーの定義は前回から変えていません。

外野はそこそこ走れさえすれば、がっつり攻撃重視で問題ありません。この半年間、多くの強豪校さんと試合をさせて頂きましたが、極低守備力でも影響ありませんでした。
我が校は二塁手が多いので、基本的に攻撃優先で成田や松本慶(共に二塁手で肩・守D)を外野で固定起用しています。更に、西山(20190066・肩E守E)や内堀(20200063肩F守E)ら一塁手のスタメン時にも外野でしか起用してきませんでしたが、まったくと言って良い程に問題ありませんでした。もちろんたまにはエラーしますが、守備力C・Bの外野手と比較してもその頻度に明確な違いはありませんでした。(目に見えない部分での影響<犠飛・長打発生率など>は当然あるとは思いますが、失点や勝敗への影響も感じるには至りませんでした)

また、それら守備系能力の基盤となる守備成熟度についても、これまでの経験を基にして追記しました。数的根拠を示すことが出来ませんが、少なからず確実に影響はしているものと考えられますので、考慮してください。

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3カテゴリーそれぞれの監督さんへ

野手編は以上となります。

守備面の定義は全校共通で良いですが、攻撃面の好打者の条件の総合レベルに関してはそれぞれの学校の戦力・レート・キャリアによって多少変わってくると思います。
今回ご紹介した定義は、キャリア1年以上・レート1850以上・総合評価B以上、このいずれかが当てはまる学校には適応することができると思いますが、キャリア1年未満・レート1850以下・総合評価C以下のビギナーさんの場合は、前記事「各選手のステータスと成績の関連性・野手編」の第1~4章をお読み頂き、その指標を参考に選手選考・チーム作りをして欲しいと思います。
また、レート2000以上でチーム評価平均B以上(ABBBやAACB等)の総合評価B以上である学校さんの場合、育成後のスペックなら②と③をレベル3以上の水準で更にカテゴリー分けしなければならないかと思いますが、”長+ミレベル ✕ 長+ミ+走レベル” という考え方はご採用頂けるものと思います。(長+ミは76000以上でレベル4?、長+ミ+走は102500以上でレベル4??、4✕4で総合レベルMAXの最強打者???)

次回は ”投手編” をお送りします! 現在、とある方程式を考案中です。乞うご期待⭐

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