朝8:40頃に阪神・甲子園駅へ到着し、昼食買い出しの為に駆け足で旧ダイエー(現・イオン)へ向かいます。経費削減の為、毎度のルーティーン (^^ゞ
『ん?なにこれ??(*”ω”*)✨』
2019年夏の甲子園決勝戦以来、約2年振りに聖地へ来た訳ですが、
当時には無かった阪神タイガースのグッズショップとファンクラブショップがありました!
『キニナル…(/ω\)』
けど、第一試合開始まであと数分しかないので(そもそもまだ開店前やし)、両ショップの写真だけをスマホに収めて、イオンでおにぎりと焼きそばとお茶をそそくさと購入し、一目散に甲子園球場へと向かいます…
入場門でもぎってもらい、手をアルコール消毒して、検温(これは自動ですが)を済ませて席へと急ぎます。
市立和歌山vs県立岐阜商
中央指定席(タイガース主催で言うとグリーンシート10番)の為、2次ゲートを潜っていざスタンドへ!
快晴の青空と、青々と茂った美しい外野芝、そして綺麗に整備された土グラウンドが目の前に広がったその瞬間、
《アーーーーー♪》
試合開始のサイレンがこだましました(;゚Д゚)しまった、始まった💦
座席番号を急いで探し着席。
『近いっ!良く見える!』
これまで何度も甲子園には足を運んでいますが、高校野球もNPBもすべて外野席からの観戦でした。
今回、何故バックネット裏に陣取れたかと言いますと…
遡る事4日前の3/19に、3/21の終日雨予報をチェックしていました☔ もし第3日目がスライドすれば、仕事を休むことが出来る3/23に第4日目が開催されます。
そうです!第4日目は、我が奈良県代表の智辯学園vs優勝候補の大阪桐蔭の黄金カードをはじめ、
今大会NO.1投手と呼び声の高い市立和歌山・小園投手vs鍛治舎監督率いる県立岐阜商の公立校頂上決戦、
左腕大国・広島新庄にて珍しく右腕エースで四番の花田君vs出場校中秋季チーム最高打率の上田西、
1回戦にも関わらず全試合が好カードの第4日目なんです!
どうしても3/22は外せない仕事があった為、泣く泣く深夜録画観戦のつもりでしたが、これは願っても無いチャンスでした。
そして、実際に3/21の第3日目が雨天順延となりました。
日曜の雨天順延が決まった瞬間から、各フリマサイト・アプリをチェックし、
希望の試合でなくなった為に売りに出しておられるチケットを探しました。
そして、午後に運よく巡り合わせがあり、
中央指定席をほぼ正規価格(チケット代+送料+手数料)にて出しておられる方を発見し、
いつもは生で見れるだけで幸せとケチって外野席一択だった私も
今回ばかりは絶好の機会だと考え、マッチングさせて頂きました!
その為、この日幸運にも観戦に来ることが出来たのです。
ですからやや斜めの中段後方の座席とは言え、いつもより1/2ほどの距離で、打者と捕手と球審以外はみんなこっち見てる(背番号でなく顔で選手が認識できる!)事に感動・興奮しました(*”▽”)✨
いかんいかん💦もう試合は始まっているのです💦(ーー゛)
小園くんの立ち上がりをチェックしないと、と気付いた時にはもう10球投げ終えていました💦
9時にリアタイでどうしても上げたかった観戦ツイートだけ済ませ、じっくり見ます。
(この時にはもう既にイオンで買った焼きそばが縦になっており、後にソースがECOバックに染み渡ります(;^ω^) )
中盤までは見事に両投手がほぼ完璧に抑えました。
その時点(5回終了後の阪神園芸さんタイムにメモしました)での感想。
まず注目の小園君⭐
高めに抜ける真っすぐが多く、四球が目立つも
ランナーを背負ってからはギアを上げての”三振チェンジ”が印象的で、
要所の締め方を見て、大会No.1投手と言われる理由にはもう納得です。
外スラで多くの空振りを奪い、追い込んでからは力で押して奪三振もしくは詰まらせていました。
これまで私はTV・動画含めて彼を見た事が無く、初めて見るのが今日でしたが、
組み立て・ギア上げ・力強さの際立つ投球スタンスと、
スタンド正面やや斜め上から見た印象ですが、フォームまでもどことなく似ている
奥川投手(星稜→ヤクルト)を彷彿させました!
対する県立岐阜商の左腕エース・野崎君。『素晴らしい』の一言!
市立和歌山打線がまったく捉えられず、とても打ちにくそうな印象でした。
また制球力が抜群で、130台後半の真っ直ぐは随所に決まっていました。
戦前のメディアは”小園VS県岐阜商打線”という構図でしたので、
野崎君はノーマークでしたが、とても良い投手です!
(写真を取り忘れてしまうほど、彼の投球に夢中になりましたm(__)m無念💧)
あと試合外で気になったのは、やはりブラバン不在が寂しかったです💧
スピーカー音源ではやはり迫力に欠け、音量も(学校ごとに吹奏楽部の規模は異なりますが総じて)生演奏よりも小さい気がしました。
その分、応援団の人数+メガホンのシンクロ率が迫力を生むにはマストでした。
また、近畿の市立和歌山より県立岐阜商業の応援団の方が明らかに人数が多く、さすが常連校だなぁと思いました( ˘ω˘ )
さて試合はその後、鍛治舎監督の独特采配が目立ちました。
7表の攻撃時、2死2塁の状況で野崎君(ここまで6回68球、被安打3・無四球)に思い切りの良い代打。
また小園君のリズムを崩したい狙いか、カウント1ストライクや2ストライクとストライク先行の状況で代打を送る奇襲が2度も。
策士のゆさぶり・手腕を振るうも、結果には繋がらず。
個人的にこの試合一番の見所だったは、8裏・市立和歌山の攻撃。
まず先頭の小園くんが流し打ちで出塁。
7裏からマウンドに立った二番手松野君(親子三代で甲子園に出場らしいです、凄いですね!)は、その後に連続四球で2死満塁。
ここでバッターはここまで2安打、背中越しからでも打席雰囲気ありありの強打者・松川君。
見応えたっぷりのこの対決は、フルカウントからファールで粘り8球目。
最後は松野君気迫のまっすぐに、松川君の放った打球は放物線を描くもやや詰まり気味で右飛。
おじいさん・お父さんの応援が届いたか松野君に軍配となりました。
最後は周知の通り、亀井君のピッチャー返し・センター前に抜けてサヨナラ。
やはりスタンドから全体を見渡せる状況でのバックホーム返球・クロスプレーは、これまでに感じた事のない気持ちになりました✨
平林君(2塁ランナー)が、三塁手前から大きく外に膨らみ加速、
三塁コーチャーは飛び跳ねながら両腕をグルングルン、
センター中西君からは気持ちのこもった力感満点の返球。
平林君のヘッスラと、高めに浮いた返球を目一杯ジャンピングキャッチして即タッチにいく捕手高木君。
巻き上がる砂煙、一呼吸おいて主審…
『セーフっ!!』
ベンチから飛び出す市立和歌山ナイン、立ち上がれない県岐阜商バッテリー、
両校の気持ちを想うと胸熱でした (><)
結果、小園くんは130球4安打完封勝利。
揺さぶりをものともせず、尻上がりに調子を上げ勝利に導きました。
試合通じて長打なしの見事な投手戦でした!(*^^*)
智辯学園vs大阪桐蔭
スタンドが湧いたサヨナラ劇の余韻が残る中、第二試合の両校がグランドイン。
当然ウォームアップ・シートノックもすべて見たい私はトイレに行く暇すらありません。(その為、今日は朝から極力水分摂取を控えています(^^ゞ)
秋季近畿大会決勝の再戦となったこのカードは、ポイントに絞っても見所満載であり、文章にするとあまりにも長くなり過ぎるので、フリークの皆さんは結果は当然のこと、展開も既にご存じでしょうから、独自の目線で私が思った事・感想を中心にまとめさせていただきます。
まずシートノック。
智辯・小坂監督の技術の高さを目の当たりにしました!
打つスパンが短く早くて、バットコントロールは抜群。
外野へは3方向ほぼ定位置へ放ち、4方向への内野フライ連打は圧巻でした。
とにかく打つピッチの速さは、もうお金獲れる一芸でありチケット代に含まれていると思いました(笑)
続いて桐蔭。まず最初に感じたのは各ポジションに散らばった全選手、
『デカッ💦』
智辯にもゴツい子は何人も居ますが、桐蔭は全員がゴツい💦
そもそも全国から集まっている中学(ボーイズ・シニア)のスター軍団とは言え、差し引いてもフィジカルトレーニングにも特化しているんだろうなと思いました。
そして、いつものライトスタンド最後尾からでも認識できる俺甲アイコンキャラの様なお身体。その半分はベビースターラーメンで出来ている西谷監督がノック開始(汗)
さて今のうちに、第一試合の結果と第二試合開始前のツイートをしておこうとスマホを触りました。
その1~2分後にルックアップしてみると
『…あれっ??』
西谷監督のぽっちゃりお腹がスリムになり、しかも左打ちでノック。
『ん?快晴で暑くてもう痩せはったん??』
それは冗談ですが、ノッカーがコーチ?に代わっていました。
桐蔭のノックはオープナーを採用しているんですね(笑)
『まずシートノックは小坂監督の勝ち~( *´艸`)』
さて、試合は嬉しい誤算となる智辯の初回4点先制で始まりました。
無死満塁で四番の主将・山下君が放った距離十分の先制右犠飛には興奮しましたが、これはまだ序章でした。
立ち上がり制球に苦しむ桐蔭左腕エースの松浦君の四球で再度満塁になり、六番植垣君の打席。
山下君同様追い込まれてからのまっすぐを逆らわず(これを狙う指示が出ていたのでしょうね)にレフト線へ大きな当たり。
走者一掃のタイムリー2ベース!
これに大興奮の私は大拍手ヾ(≧▽≦)ノ‼パチパチパチッ
(コロナ感染対策によりマスクの着用&声援禁止なので、声の代わりに拍手をするというスタイルを第一試合で学習)
…ん?
私が認識できる範囲で喜んでいるのは私一人だけ💦
あっ、近畿勢対決でも大阪校が相手ならアウェーなんですね(/ω\)💧
だけど、そんなのお構いなし!以後も試合終了まで自分の気持ちを一切押し殺す様な事はせず、思うがままに智辯を応援させていただきました♪
だって、その為に来たんですから!ヽ(^o^)丿”
その後の2回表、マウンドの西村君は、最高の援護を受けてリラックスして投げるかと思いきや、その逆でフルスロットル!
昨夏、甲子園招待交流試合(センバツ代替試合)での対中京大中京戦。後に中日ドラゴンズからドラ1指名を受けることになる150km/h右腕・髙橋宏投手との投げ合いで、3点差を追いついた直後の4裏から見せた気迫を全面に出した鬼気迫る投球。
「おら゛ーっ!」と雄たけびを上げながらのリリースで、その小さな体から想像できないほどの威圧感をマウンドから放っていました。私はそれを“西村君の覚醒”と勝手に名付けました。
その様相を4点リードの2回から見せたのです。
『いや、そうやんなっ!(; ・`д・´)』
相手は大阪桐蔭。4点くらい一瞬で引っ繰り返せる打線・戦力なのですから油断など例え10点あってもしてはいけないと、浮かれていた私にマウンドから西村君は教えてくれました。
イニング先頭からチェンジまで、後先など考えずに全力投球。
もちろん彼は完投するつもりで投げているとは思いますが、いけるところまでいってあとは小畠君にスイッチという小坂監督のプランなのでしょう。
その後、2回裏から開き直ったか松浦君は、真っ直ぐとスライダーを軸に、ここからは球種まで分かりませんが緩いボールを織り交ぜてのナイスピッチ。初回とは別人の様でした。
5回終了まで互いに譲らない投手戦。
ここで阪神園芸さんの時間に、気づいた事があります。
『寒い…💧』
第一試合時には日も高く、太陽光こそ直接当たらないも暑くも寒くもありませんでしたが、
今はめっちゃ寒い💦 試合に集中し過ぎて自覚していませんでしたが、身を丸めていました。
だけど、これ以上の上着も無く、暖を取りにいってる暇など一瞬もありません。
うん、我慢っ!それが智辯の勝利に繋がると信じ、共に戦う事を決意しました(勝手に・一方通行💧)
6回表に入ると、西村君の制球が乱れ始めました。
即座にブルペンで小畠君が肩をつくり始めます。
100球手前くらい、そりゃそうですよね、初回から全力でいってるんですから。
桐蔭は3巡目に入りアジャストし始め、打球が外野へ飛び始めます。
特にクリーンアップ3選手(宮下君・池田君・前田君)は隙をも逃しません。
甘く入ったボールをミートし、痛打してきます。
2死後に連打と四球で満塁のピンチ。
その後、ショートゴロを打たすも…セカンドへの悪送球で2失点。
すると球場のボルテージは一気に上がり、後続を断つも2点差となって(打力込みで?)もう追い付いたに等しい様な雰囲気が球場中に漂いました(~_~;)
ここで、この試合のターニングポイント・ハイライトの6裏智辯の攻撃です。
そんな球場の雰囲気などナインはお構いなしと言わんばかりの(むしろ動じている・焦っているのはわたしだけ?汗)集中力で無死1・2塁のチャンスを作ります。
ここでベンチは、森田君へ送りバントのサイン。
初球で構えると、桐蔭ファースト・前田君は猛チャージでプレッシャーまでもかけてくる💦
2球見送った後の3球目。
続けてバントの構えか~ら~のっ…
バスター!!
上手くおっつけて打った打球は、誰もいないセカンドを抜けてライト前タイムリー。
その中継処理の乱れもあり、1塁ランナーも返って更にもう1点。
無死で即座に4点差に戻しました。
まだです!(バジリスク絆・朧ちゃん風)
負傷明けで実戦調整不足の桐蔭2番手で右の本格派・関戸君は、マウンドに上がった5回に続いて真っ直ぐが抜ける大暴投で、3塁進塁。
打席の西村君はセリーグの大投手かの様にほぼ立ってるだけの打席にも関わらず、その2球後にも再度暴投でランナー生還。そして四球。
ここでたまらず桐蔭は投手交代。
三番手・竹中君がマウンドに登り後続を断ちました。(何人エース格おるねん、桐蔭は💦)
この回の桐蔭は智辯同様にほぼ自滅の形で失点を許し、更に追加点まで献上。
これにより上がっていた球場ボルテージも冷めてしまった。つまり智辯ペースに戻すことが出来た、これが大きかったと思います。
7回、明らかにへばってきた西村君(既に肩が出来上がっている小畠君は心配そうにブルペンから戦況を見つめている)はややアンラッキーな形で1点を許してしまうも、その裏に再び1点を取り返しリードを保ちます。
8回、もう完全にガス欠状態と見る西村君ですが、まだ続投。桐蔭打線は次々と芯で捉えてきます。
四番池田君らが続けざまに快音を響かせ、一死1・2塁。
その後、藤原君が放った右中間を破る大きな当たりは、この日チーム初となる長打になり2点タイムリー3ベース。
まだ3点差あるにも関わらず、先頭から4者連続で外野へ鋭い打球を放っているのもあってか、これにスタンドは大盛り上がり。
四球後、代打小谷君はインコースを上手くさばいてライト前タイムリー。
これに球場のボルテージは最高潮(この瞬間が第4日目3戦通じて最高の歓声&拍手のボリュームだと感じました:第一試合のサヨナラと同じかそれ以上💧)
2点差に追い上げ尚一死1・3塁。押せ押せ・イケイケムード渦巻くスタンドは、まるで逆転したかの様に錯覚させられる雰囲気でした。
しかし、この後エンドランを仕掛けた桐蔭は、野間君がインコースを強引に打った為ゆるい一飛になり、小谷君はスタートを切っていたので戻る間もなくダブルプレー。何とか凌ぎました💦
これまで6・7回と失点後の攻撃で、先頭出塁から得点して流れを渡さなかった智辯学園。
この8裏も先頭の代打・足立君が2ベースで出塁し、その後四球で無死1・2塁。
ここで強打者・前川君の登場。
『そろそろ一発見たいなぁ』
ここまで威圧感と選球眼でチャンスを広げてきましたが(3四球)、今大会屈指の強打者ですから願わくば一発が見たいところです。
《カキーンッ♪》
想いが通じたかどうかはさておき、前川君この日初めての快音!
ライト方向へ打ち出した打球は角度良く大きな当たり!
『いったか!?(*”▽”)』
しかし、教科書通りに浜風に押し戻され失速、ライトフライとなりました。
続く四番山下君も空振り三振に倒れチェンジ。桐蔭得点後の裏イニングを初めて無失点に抑えてスタンドからは大きな拍手(*_*)
9表、最後は小畠君がマウンドへ。しかし、2点を追い掛ける桐蔭は、先頭四球でまた大きな拍手。
いやーな雰囲気の中、続く宮下君の思いっ切り引っ張った打球はファースト三垣君の正面、ダブルプレー💦その後の四番池田君が、この日猛打賞となる3ベースを放ったのを見て余計に安堵しました💦
何はともあれ、寒さに震えながらでも1回戦屈指のカード・秋季近畿決勝再戦の勝利を生で見届けられた事は、とても嬉しかったです。
しかし、大阪桐蔭強力打線の高いアジャスト力と、全国屈指の選手層には驚かされました。松浦君・関戸君らが本調子だったら、もう手が付けられないですね(T_T) 改めて凄いチームだと肌で感じ取れました。
広島新庄vs上田西
さて、このタイミングでトイレに行き、ホットコーヒー(1杯350円と高すぎますが、もはや背に腹は代えられない(><)寒すぎるっ!)を買って暖を取ろうと席を立ちますが、観客ほぼ全員が同じ事を考えており、一斉に立ち上がります(;^ω^)
しかし、満員の約1/5に入場制限されているので、トイレや屋内通路・お店は例年ほどの混雑でなく、行きたい方向に歩けました(笑)
いつもなら焦って戻らないと試合開始に間に合いませんが、余裕がありましたので内野席を端から端まで歩いてみました。
さて第三試合、先にマウンドに上がったのは花田君。
歴代エースは田口(ヤクルト)・山岡(ENEOS)、そして堀(日本ハム)に代表される様に、広島新庄は左腕王国。そんなチームで珍しく右腕、しかも四番。これは注目です。
今や珍しくなったワインドアップ、しかも大きく振り被ります。迫力ありますね。
5回終わって完璧と言って良い内容。140km/h前半のまっすぐで随所に押しています。前評判では、”花田vs秋季最高打率打線”という構図でしたが、ここまで見事に封じています。
しかし、上田西のエース左腕山口君も引けを取らないピッチングを見せます。
まっすぐは135km/hほどであるも、緩急を付けた投球で広島新庄打線を翻弄しています。
両投手の好投で引き締まった試合が展開されていきます。
ここでふと気付いたことがありまして、今日3試合通じて上田西応援団が一番の迫力でした。
大阪桐蔭でもなく、近畿勢の智辯学園や市立和歌山でもなく。
何故だろうと応援団の方を注視してみると…、
ほぼ全員がメガホンを持ち、更にシンクロ率が非常に高かったです!
そして何より、驚いたのはブラバン音源。
『大太鼓のみ!?』
スピーカーからは重低音響き渡る打音しか聞こえてこない…(゚Д゚;)💧
(管楽器は僅かに聞こえる様な聞こえないような程度。敢えてわざとの作戦か、シンプルに録音時のマイク位置に問題があったのかは定かではありませんが(^^ゞ )
とにかく大太鼓の重低打音と、メガホンが相まった応援は、今日一番の迫力を感じました!上田西ナインもさぞかし心強いことでしょう。
そして、8表。80球を超えた花田君は先頭をピッチャー正面のボテボテのゴロに打たすも、捕球後何故か一塁へ送球せず。ファーストもベースに入っており、お互いに目線も合っていましたが、投げず。何かトラブルでしょうか?
その後、次の打者に送りバントを決められたところで投手交代。(この守備機会では一塁へ送球。またベンチに下がらずファーストへ)
二番手は左腕秋山君、このリレーはいつも通りみたいですね。一死2塁を二者連続三振で切り抜けました。
そして両校譲らぬ投手戦は延長へと進みます。
広島新庄・秋山君。事前情報ではカットやツーシームで打たせて捕るスタイルとの事でしたが、奪三振が多く力強さを感じます。
対する上田西・山口君は100球超えても球威は衰えず、未だまっすぐは135km/hを計測。緩急の前半から一転、後半につれて真っすぐで押している印象です。
12回表、変わらず緩急を付け三振も多く奪う秋山君はヒットを許さずチェンジ。
その裏、11回から見せ始めた気持ち入った投球。140球を超え、もう気力だけで投げているのでしょう。前の試合の西村君の様に、追い込んでからは雄叫びを上げながらの力投。
左腕対決はタイブレークに突入しそうな予感でした。
しかし、二死から3番瀬尾君がセンター前ヒットで出塁すると、4番花田君がライトオーバー。この試合、両校通じて初の長打は、サヨナラタイムリー2ベースとなりました。
非常にハイレベルな投手戦でした。先発で試合を作った花田君、その後4回2/3を2安打に抑えた秋山君はもちろんながら、162球の熱投を見せた山口君は最後力尽きるも見事なピッチングでした! 11回2/3を被安打7・1四球のスタッツは、尻上がりにまっすぐで押し、終盤は気持ちを全面に押し出した事も総じて、胸を打たれました。
1回戦屈指の第4日目3試合、大満足でした✨ あっという間の1日でした💦 また来たいなぁ(*”▽”)次は夏かなぁ~ またね、甲子園(*’▽’)/” (…結局、試合観戦に写真撮影・内容メモと忙しく、イオンで買った焼きそば等の昼食は持って帰ることになりました。ソースが染み出しエコバックを通り抜け、カバンにまで浸食していることに気付いたのは帰宅後でした💧)
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