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’21春季奈良県大会 4・5回戦結果・ベスト16展望・最終結果

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大会は5回戦を終え、ベスト16が出揃いました。6回戦進出チームは夏シードを獲得した上で、更なる高みを目指します。トーナメントは明後日より後半戦へ突入しますが、その前に勝ち上がりチームのこれまでの状況と6回戦に向けた展望を行ないたいと思います。

※ 各表の校名の頭にある☆マークはシード校、★マークはブロック内の準シード校を表しています。県ランク順位は4/3組合せ抽選時のものです。

4・5回戦-全48試合の結果 & ベスト16校の展望

第1・2ブロック

第1ブロックを制したのは、吉祥さん(県4位)。初戦では20190102上村君が5回参考ながらノーノー達成し、2・3回戦の計11イニングで計30安打を放っての連続コールド勝ち。ここまで4戦全てで二桁安打と打線は絶好調。毎大会スタメン・オーダーは固定起用の吉祥さん、今大会も好不調関係なく同じ顔触れで同じ並び順のスタイルで駆け上がっている。5回戦勝利で公式戦通算40勝(2018年8月創立)に到達。

第2ブロックは、土居仲さん(県37位)。初戦に5回参考ながら20190100佐藤君と20190053今橋君の継投でノーノー達成し、3回戦も連続完封勝利。ハイライトは4回戦、1点ビハインドで迎えた9回に長打を機に追い付き、延長10回には1ヒットから大量点を得て勝利。シード枠を活かした戦いでベスト16進出。こちらは2017年の俺甲初年度創立校で公式戦通算は42勝。

第3・4ブロック

第3ブロックを制したのは、あすか野さん(県7位)。初戦から連続二桁得点&コールドゲーム。4回戦では苦しみながらも9裏1点ビハインドからのサヨナラ勝ち。そして衝撃的な試合となった5回戦では、5エラーと13失点の投手陣を23安打18得点の猛攻にてカバーし、力技での勝利。4戦計60安打は”This is あすか野打線”と今年も変わらぬ印象。ベスト16進出は8度目で公式戦通算48勝。

第4ブロックは、西大和学院さん(県9位)。初戦の5回コールド発進から2戦連続の二桁安打で盤石の勝ち上がり。4回戦では僅か3安打に抑えられるも3ラン一発で勝利し、5回戦では圧倒的力の差を見せ付けての快勝。これまで2019年一大のベスト8が最高で、春・夏・秋通じては初のベスト16入り。投打に充実した戦力を擁して、更なる高みを目指す。

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第5・6ブロック

第5ブロックを制したのは、十津川学院さん(県3位)。初戦コールド勝利で20190108北上君は6回参考ながらノーノー達成。3回戦こそ手を焼くも、4回戦・5回戦は連続コールドゲームの完勝。3学年を擁して挑むのは初めてとなる2019年組、そのトップランナーとして2020年秋季3位のキャリアを更新する初の栄冠を目指し突き進んでいる。公式戦通算勝利数は実働2年未満ながら21勝。

第6ブロックは、上さん(県24位)。3回戦終盤に効率良い得点をあげての逆転勝利から勢い付き、4回戦のレート2000over対決はなんとコールドゲーム。続く5回戦でも乱打戦を8回コールドで制して、唯一シード校が消えていたこのブロックにてキャリアハイとなるベスト16入りを達成。4シーズン目を迎えた今季、長年の苦労がようやく実を結んでいる。

第7・8ブロック

第7ブロックを制したのは、ジョージア工科大さん(県位)。初戦で20200099小倉君が5回コールドで参考ながらノーノー達成。唯一3回戦ではやや攻めあぐねるも序盤のリードを活かして勝利。4・5回戦は圧巻の連続コールドゲーム。公式戦は2019年一大からの参戦ながらも通算17勝で、キャリアハイは2度のベスト4。絶好調の打線を擁して初の決勝進出、そして栄冠を狙う。

第8ブロックは、天智高田学園(県79位)。初戦は辛勝となるも、3回戦は終盤の畳み掛けにて完勝。そしてシード校に競り勝った4回戦、8裏にこの日最多の2点リードを許すも9表の好機を逃さず逆転タイムリーを放ち勝利。続く5回戦では、8回まで無得点の3点差を9裏に集中打でサヨナラ。2戦連続で9回にゲームをひっくり返しての勝ち上がり。これまで公式戦では2勝以上がなかったにも関わらず大躍進でベスト16進出。

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第9・10ブロック

第9ブロックは、なつぞら学園さん(県1位)。初戦に5回コールド参考ながら20190102高木君がなんと完全試合を達成し、その後は20190099菅原君が3試合連続完封。ここまで4戦通じて被安打は僅か9本のみで、22イニング連続無失点継続中。また、打線も好調であり、全4試合で二桁安打を放ってコールドゲームとここまで投打共に死角なし。昨年春以来の優勝を目指し、次戦を勝てば公式戦勝利数は大台の50勝(2018年5月創立)に到達する。

第10ブロックは、いっこく堂さん(県位)。初戦から連続でコールド勝利で進むも、4・5回戦は僅差の勝負を逃げ切ってきた。ストロングポイントは、3回戦以降3試合連続で13安打以上を放っている打線。少々の失点は気にしないとばかりに打ち勝ってきた野球でチームは勢い付いており、今回のベスト16進出でキャリアハイを達成。3学年が揃い充実した戦力で波に乗り6回戦に挑む。

第11・12ブロック

第11ブロックを制したのは、91田原本農業さん(県11位)。初戦で7回コールドの参考ながら20190053松本君と20190108大山君の継投にてノーノーリレー完遂、3回戦も連続完封。4回戦は苦しみつつも延長10回にサヨナラタイムリーを放って勝利。5回戦はレート2000over対決となるもまたしても完封リレーで完勝。2019年組最多となる公式戦通算24勝をマークしており、まずは初のベスト4・準決勝進出を狙う。

第12ブロックは、榛原さん(県6位)。2・3回戦は連続コールド勝利。そして4回戦屈指のカードとなった2017年創立対決では、3点差を終盤の8・9回にひっくり返して勝利。5回戦では14安打&無失策でスコア差以上の完勝。キャリア最高の3位となった昨年の春季大会では高いディフェンス力のチームでしたが、ここまでの総安打数64本はベスト16校中最多。攻撃型チームへと変貌し、初の決勝進出を狙う。

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第13・14ブロック

第13ブロックを制したのは、享愛さん(県2位)。初戦から2戦連続初回の攻撃で5得点以上をあげてのコールド勝利。また初戦では、20200102小堺君と20200108五月女君で5回参考ながら完全試合リレーを完遂。その後も貫禄の勝ちっぷりで、全試合できっちり13安打を放っている。3つ目のタイトルを狙う今回、決勝進出となれば公式戦勝利数は大台の60勝(2018年2月創立・同年最多勝利数校)に到達する。

第14ブロックは、斑鳩さん(県96位)。何と言ってもハイライトは4回戦でのシード校撃破。相手校のベンチ入り18名はすべてUR選手で、更に先発の絶好調エースに対するという圧倒的不利な状況ながら、衝撃の7回コールド勝利。これまでの公式戦は6度の1勝止まりだったにも関わらず、今大会でキャリアを一気に更新するベスト16入り。創立以来5シーズン目となった今季、遂に花が開いた。

第15・16ブロック

第15ブロックを制したのは、私立・大和さん(県5位)。初戦6回コールドと3回戦2点差ゲームを共に圧倒的打力で勝ち上がり。ここまで唯一となる全4戦で二桁得点。全試合で13安打以上を放ち、例年以上に打力特化型の印象。同数で並行していたならのさんが敗れたために、公式戦通算71勝は奈良県単独トップに。過去最多5度目の栄冠を目指している。

第16ブロックは、生駒東さん(県51位)。初戦から2戦連続で7回コールド勝利。インパクトを与えたのは4回戦。シード校相手にがっぷり四つの投手戦を制して見事勝利。続く5回戦では、ブロック内準シード校に対して圧巻のコールドゲーム。シード校と準シード校の両方を直接破ってベスト16を勝ち取った唯一のチームである。キャリア最高だった2019年秋季・昨年夏の3勝を更新した。

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5回戦を終えての戦評

スマホやタブレットの方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)し、拡大してご覧下さい。

 学校名の赤字表記は総合評価、右横のカッコ内数字は開幕時点での県ランク順位、セル内グレー色は敗退を表しています。

前記事「3回戦までの総評」と見比べて頂くと、進捗具合がお分かりいただけます。また、優勝候補については前々記事「16ブロック比較」をご覧下さい。

今日でベスト16が出揃いました。勝ち残られた学校さん、夏シード獲得おめでとうございます。第一目標達成というところかと思いますが、ここからは近畿大会及び優勝を目指して戦われることだと思います。

シード校はほぼ勝ち残っておられ、また3回戦までにシード校が姿を消してしまった第6ブロックを除いては、シード校を破った学校に勝利してベスト16に残ったチームはありません。よって、シード校もしくはシード校に勝利した学校のみが出揃い、準シード校が勝ち残った第6ブロックも含めて順当と言って良いのではないでしょうか?昨年秋季の様な波乱が波乱を呼ぶ大荒れ状態にはなっていません。

ここからは楽な戦いは今まで以上にひとつとしてありません。裏を返せば私の様な敗退校からすれば、全てが好カードだということです。いち俺甲ファンとして6回戦以降がとても楽しみです。

また創立年で見てみると、2017年組5校・2018年組6校・2019年組5校と、初めてほぼ均等に勝ち残りました。3学年が初めて揃った2019年組が、校数上は先輩たちとようやく肩を並べました。日々頑張られてきた結果が表れているのだと思います。すぐに結果が出るゲームではなく、日々隙間時間でこつこつと積み上げる事により強化されるゲーム性ですから、2020年組の皆さん今年から始めたビギナーさんもそれを踏まえ“ちりつも”念頭に置いて頑張ってほしいと思います。

以下はベスト16校に絞ったトーナメント表です。

それでは大会後半戦も楽しみに拝見したいと思います(^o^)丿”

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6回戦~最終結果 & 大会MVP選出、そして夏へ

91田原本農業さん2019年創立世代の悲願となる初優勝を果たされました!初タイトル獲得おめでとうございます✨ 特筆すべきは、準々決勝以降の奈良2018年組BIG33連戦をすべて競り勝って頂点に辿り着いたという点です。世代交代の狼煙を上げられました!

大山君・佐藤君の必勝リレーは神懸かっていました。また、日替わりヒーローが生まれた打線は、どこからでも得点が期待出来るもので素晴らしかったです。

大会MVPには、6試合の先発を含め全8試合で登板し、優勝の原動力となったエース大山君の貢献度はなくてはならなかったと前置きしつつ、佐藤康平君を選出します!
6回戦~決勝の4連投を含む全6試合でリリーフ登板し、計23イニングを僅か3失点(同自責点)に抑える安定感と信頼性を見せました。防御率にすると1.17、勝っている展開ではリードを保ち、ビハインドでの登板は逆転を呼び込む力投で、チームを勝利・優勝へ導くに欠かさない活躍・存在でした。

早くも2ヶ月半後の夏予選が楽しみになりました♪
第一シードで挑む91田原本農業さんに対し、準優勝・吉祥さん、ベスト4・享愛さん、ベスト8・なつぞら学園さんら2018年創立校のトップ3は、春のリベンジを狙います。
また、十津川学院さんは享愛さんを破って3位に輝いておられ、ジョージア工科大さんはベスト8入りし、91田原本農業さんを含めた奈良2019年組BIG3は世代の躍進を見せています。
しかし、2017年創立のレジェンド世代であり、長きに亘りトップグループをひた走る私立大和さんあすか野さんも、このまま黙って見過ごす訳にはいかないと闘志を秘めておられるに違いありません。
他に激戦を制し夏シードを獲得された土居仲さん西大和学院さん上さん天智高田学園さんいっこく堂さん榛原さん斑鳩さん生駒東さんの8校も当然ながら軽視など出来ません。
果たして夏はどのチームが栄冠に輝き、聖地・甲子園へ足を踏み入れる事になるのでしょうか? 今から待ち遠しいです(^^ゞ

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俺の甲子園 ~ NR学園 ~

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