NEW☆2022世代 全UR名鑑 & SR・Rベストナイン
各データの解析

47都道府県 戦力分布ランキング & ’21春季出場校数

各データの解析

’21春季大会 都道府県別参加校数推移

これまで公式戦ごとに都道府県別の参加校推移をご紹介してきました。

’19秋季参加数の20%減となった2020春季、その春から現状維持の2020夏予選、3年連続の大幅増加から一転して初の減少となった2020秋季、秋季の稼働率はキープした2020一大。公式戦の度に記載してきましたが、リアル甲子園中止による影響を顕著に受けた2020年度でした。

そして、迎えた2021新シーズン。以下は各都道府県の参加校数です。俺甲リリース後、プレーヤー数が安定し始めた2017年秋季以降を記載し、1~2割の学校が参加を見送る一年生大会は除いています。

スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。
スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

秋→春の変動率(-923校・6.5%減)で見ると、減ってはいるものの昨年(-3660校・19.7%減)や一昨年(-2242校・11.6%減)ほどの減少率ではなく、健闘しているとみて良いのではないでしょうか? この春にはリアルセンバツが2年振りに開催されました。夏の大会も都道府県予選から全国大会までが無事に行われる事と、その盛り上がり・余韻が冷めない閉幕直後から始まる”俺甲・秋季大会エントリー”にて俺甲プレーヤー数が復調する事の両方を願いたいと思います。(リアル高校野球・甲子園と俺甲の因果関係はこちら

スポンサーリンク

次に、今回の参加校数と昨年の秋季・一大との比率を計算しました。

スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

上記記載通りに秋季からは僅かに減っているものの、一大からは1.5割の増加となっています。やはり戦力事情や育成方針から、一大を見送った学校が春季に戻ってきたということでしょう。

注目すべきは、宮城・山梨・島根・山口・佐賀の5都道府県。なんと、“秋季→春季”参加校が増加してます!このご時世に新設校もしくは’20夏以前からのカムバックによる増加、素晴らしいですね✨ また、東京・山梨・三重・広島・愛媛・佐賀・沖縄の7都道府県では”一大→春季”で2割以上の増加であり、多くの学校が秋季から復帰(一大回避)したという事ですね。

’21春季大会 地区別参加校数推移

つづいては、地区別の参加校数です。

スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

この推移を見易く可視化したグラフが以下です。

スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

相変わらずの”右肩下がり”ですが…、”耐えている”との見方も出来なくはないかと…。 とにかく2021年度はⅤ字回復してほしいです💦

’21春季大会 各都道府県俺甲人口率

あと、いつもの『俺甲人口率』です。

以下の表は、各都道府県の今大会の参加校数と人口、人口に対する参加校の割合(俺甲人口率:俺甲プレーヤー数の分母ですので、この人数が少ない程に密度が高いという事です)を表したものです。

スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

人口の多い都道府県の参加校数が多いのは必然です。しかし、人口数トップ15圏外(30位)から唯一奈良県が4大会連続で参加校数トップ15以内に入っており、俺甲人口率トップ15とのWランクインは唯一です。昨年秋にWランクインしていた秋田県ですが、今回は参加校数を大きく落としてしまい、俺甲人口率のみとなってしまいました。また、人口トップ15内の宮城県は、昨秋に初の参加校数トップ15圏外となってしまいましたが今回は復帰(14位)。一方、新潟県は4大会連続で参加校数16~18位と、トップ15以内である人口の多さを活かしきれていません。

俺甲人口率で4大会連続で1位となった鳥取県はレベチ3500切り。続いて、島根県・秋田県・高知・徳島県が4000台です。5000台で、奈良県・山梨県・佐賀県・和歌山県・福井県。その後、愛媛県・岩手県・香川県・山口県・富山県が6000人台で続いています。

また秋季記事にて危惧していたのは、プロ野球球団本拠地でもあり野球に対しての関心が高いであろう人口200万人規模で政令指定都市を抱える都道府県の宮城県広島県宮城県は、前回比91.46%で24校減の257校であった秋季から回復して、今回268校へと増加広島県は、91.80%で25校減の280校だった秋季から更に今回273校と減少。俺甲人口率に関して宮城県は、夏の8200人から800人増の9000人となった秋季から今回8631人へ回復した一方、広島県は春の9000人から1000人増の10000人となった秋季から更に増え、今回も10330人と悪化傾向にあります。宮城県の回復要因は、マー君楽天復帰の恩恵!?、リアル高校野球で圧倒的な力にて秋季東北王者となった仙台育英のセンバツへの期待感!?、野球熱が高くなった事が追い風になったに違いないでしょう。明暗が分かれた人口トップ15以内の2都道府県となりました。

…と、いつもならここで終わっていましたが、今回は更に深く掘り進めてみたいと思います。

俺甲・47都道府県ランキングについて

都道府県により参加校数は異なり、また強豪校数も異なります。かと言って、参加校数の多さに比例して強豪校も多くて勝ち上がるのが難しくなる…、という事は一概に言えません。なぜなら必ずしも比例していないからです。

つまり同じ公式戦”1勝”でも都道府県が違えば重みや価値が異なると思うのです。

そこで今回の春季データを基に、各都道府県の戦力構図・分布を解明し、47都道府県をランキング化します! そして、これを基に仲の良い交流校や同地区のライバル校とキャリア・戦績を見比べて、互いの実力を測る為の都道府県や地区を越えた“ものさし”としてご活用いただければと思います。

スポンサーリンク

試合数換算表

それを行なうにあたり、まず最初に全試合数を統一します。都道府県ごとに異なる試合数を統一する事で、よりフラットに分析する為です。

以下は各都道府県の1回戦から決勝までの試合数と、1回戦出場割合から当該都道府県のベースとなる試合数を導いたものです。右端の”過半数試合数”というのが各県のベースとなる試合数です。

例:大阪府の場合、1回戦~決勝までの試合数は10試合ですが、出場校の内の55.6%(戦力上位366校)は2回戦スタートであり、上位を目指す強豪校はそちらに含まれている為、決勝進出までの最大試合数は9試合となるので、過半数試合数を”9”としています。

スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

こうして全都道府県で見ると、実働カード数も過半数試合数も”8”が最も多いので、決勝までの試合数を8試合(決勝・準決・準々決勝・5~1回戦)基準として、これに統一し進めます。

この記事で以下を参照にされる場合は、都道府県別実試合数へと換算していただきたいので、例えば東京都の場合、戦力上位1.4%の学校は+1勝、戦力下位98.6%の学校は+2勝。兵庫県の場合は戦力上位95.8%の学校は+1勝、戦力下位4.2%の学校は+2勝。島根県なら戦力上位53.3%の学校はー1勝、戦力下位46.7%の学校は全8戦なので±0勝として、以下をご覧下さい。但し、”優勝”~”ベスト16″までのキャリアは上から数えている為そのままでOKです。ベスト16未満の”○勝”である場合の換算方法です。

都道府県別 総A・レート2100/2000/1950以上校数

まず最初に各都道府県の総A校数とレート2100・2000・1950以上の校数を拾いました。また、目安として、各県ランクの50位と100位のレートも記載します。(レート1950でなく1900以上としたかったのですが、7つの都道府県で県ランクから数を拾う事が出来ず、またラインを上げても千葉・東京・神奈川においては100校以上の計測不能でしたので1950としました。)

セル内色付けは、各項目のトップ10です。

千葉・東京・神奈川の総A校数は県ランク100位以内の数であり、ランキング圏外にも存在しているかもしれない為”?”マークを付けています。千葉県のレート1950以上校数も同理由。東京・神奈川の1950以上校数は測定不能。
スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

そして、これら4項目の占める割合をそれぞれ都道府県内で計算し、ポイント化します。

スポンサーリンク

都道府県別 総A・レート2100/2000/1950以上割合

レート1950以上の割合について:千葉県は県ランク100位がレート1953だったので1950以上を100校と仮定して算出。また、東京都と神奈川県に関しては計測不可ですので、人口&参加校数上位である北海道・埼玉・大阪・福岡の平均値を参考値として導入しています。
スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

それぞれの総A校数とレート2100・2000・1950以上の校数が占める割合を降順に並べ替えて、上から順に「47P、46P、45P…」という風にポイントを割り振りました。最も多くの割合を占める都道府県のは47P、最も少ない割合の都道府県には1Pを付与とします。

そして4項目のポイントを合計し、多い順に並び変えたものが以下のランキングです。

激戦率ランキング(全8戦・1~2勝レベル)

要は、1~2回戦ですら勝つのが難しい激戦率ランキングです!(中でも特に新設校・ビギナーさん及び創立2年未満・レート1900未満の学校さんが勝利困難なランキング → ランキング下位の都道府県ほど1~2勝出来る可能性が高い = 上位ほど1勝が重い)

換算方法:例えば東京都の場合なら戦力上位1.4%の学校は2~3勝レベル、戦力下位98.6%の学校は3~4勝レベル。兵庫県の場合は戦力上位95.8%の学校は2~3勝レベル、戦力下位4.2%の学校は3~4勝レベル。島根県なら戦力上位53.3%の学校は1勝レベル、戦力下位46.7%の学校は全8戦なのでそのまま1~2勝レベルとなります。試合数換算表へジャンプ

スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい

最激戦区は、福井県です!続いて、岡山・青森・岐阜・奈良・鹿児島の順で”1勝”に重みがある全国有数の激戦区という事が分かりました。逆に驚いたのが、参加校数6~8位が常連である愛知・兵庫です。これまでは参加校数や俺甲人口率しか算出していなかったので、知り得なかったとても意外な結果でした。強豪校の比率は極めて少ないという事ですので、その分ある程度戦力を整えたチームであれば、新設初年度校やビギナーさんであっても勝利を重ねやすい都道府県であるということがわかりました。

しかし、このランキングだけでは本当の各県の戦力分布は分かりません。激戦率ランキングは、全体数に対する”割合”から求めたものであり、優勝やベスト○○というキャリアを目指すような強豪校にとっては参考・指標になりません。そこで次は、”数”に注目して考えます。

ベスト16・32・64以上 戦力拮抗レベル

次に、ベスト16・32・64の戦いにおいて、どれほどの均衡さとなるのかを調べます。(激戦率の観点から戦力上位校が順当に勝ち進んだと仮定して考えていきます。)

まず3回戦(ベスト64・2勝)東京・神奈川・千葉では全カードがレート2000以上対決(2回戦で既に2000対決が行なわれている)。埼玉・大阪・北海道では半数以上のカードで2000以上が激突。それ以外では静岡にて全カードが1950以上対決となっています。

4回戦(ベスト32・3勝)では、唯一千葉全カードで総A校&レート2100以上対決(3回戦で既に総A&2100カードが発生している)。東京・神奈川・大阪でも半数以上のカードで総A&2100対決静岡・愛知・茨城・兵庫・岡山・福岡では全カードで2000対決になります。

5回戦(ベスト16・4勝)では、北海道・静岡・福岡・埼玉全カードで総A&レート2100対決(4回戦で既に総A&レート2100カードが発生している)。兵庫・奈良・愛知・京都でも半数以上が総A対決及び2100対決となります。

これらを踏まえて、早期に戦力上位対決がある程に高ポイントを付与し、試合数が進むにつれ、またカード数の割合(100%・50%以上)により振り分けたものが、以下の表の各右端の数字です。(最高5P、最低1P)

スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

おまけ(全国有数の県ランクTOP10・3選)

以下は県ランクトップ10にて、際立っていた都道府県を選出したものです。内容としては上記と重複しますので、こちらはポイント加算対象外ですが、ご紹介しておきたい激戦区ですので掲載させていただきました。

都道府県名横の数字は、県ランク10位のレート。

本題に戻ります。”ベスト16・32・64以上 戦力拮抗レベル”内の各ポイントを集計して、多い順に並べ替えたランキングが以下の通りです。

強豪校激戦ランキング(全8戦・3勝<ベスト64>以上レベル)

要は、ベスト64~優勝するまでが難しい激戦区ランキングという事です!(中でも特にベテランさん及び創立2年以上・レート1900以上の学校さんが勝利困難なランキング → ランキング下位の都道府県ほど3勝以上・上位進出来る可能性が高い = 上位ほど優勝やベスト○○の称号を得にくい)

換算方法:例えば東京都の場合なら戦力上位1.4%の学校は4勝以上レベル、戦力下位98.6%の学校は5勝以上レベル。兵庫県の場合は戦力上位95.8%の学校は4勝以上レベル、戦力下位4.2%の学校は5勝以上レベル。島根県なら戦力上位53.3%の学校は2勝以上レベル、戦力下位46.7%の学校は全8戦なのでそのまま3勝以上レベルとなります。試合数換算表へジャンプ

スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

千葉1位は納得ですね。記事を作成していて、なんてとてつもない県なのだと恐ろしくなりました。ランキング上位はやはり人口及び参加数が多い都道府県ですね。その中で上位15位以内だと人口200万人未満の奈良・岡山・福島の健闘ぶりが際立っています。

スポンサーリンク

そして、激戦率ランキング(戦力上位校率が高く1・2回戦ですら勝つのが難しい都道府県ランキング)と強豪校激戦ランキング(戦力上位校数が多くベスト64~優勝までが難しい都道府県ランキング)を合わせたものが、総合ランキングとなります。各ランキングの順位を足した和が少ない程、総じて勝ち上がるのが難しい都道府県。反対に順位の和が多い程ランキングは下位となり、強豪校なら上位進出し易く、新設初年度校やビギナーさんでもある程度戦力を整えられれば1~2勝が実現可能な都道府県ということです。

では、ご覧下さい!

47都道府県 戦力分布ランキング

スマホやタブレットでご覧の方はピンチアウト(2本の指を広げるように動かして間隔を広げる操作)して頂き、拡大してご覧下さい。

RANK1が激戦率ランキング順位、RANK2が強豪校激戦ランキング順位で、SCOREがその和です。

千葉が堂々の1位です!47都道府県で最も勝ち上がるのが難しい都道府県です! 2位静岡はサッカー王国のイメージが強いですが、唯一の両ランキングでトップ10入りです! 3位岡山・4位奈良・5位青森・6位福井までは、序盤から難しい試合が多く、勝ち進んでも強豪校が多いという事になります。15位神奈川・17位埼玉・20位東京はベスト64以降はとてつもなく勝ち上がるのが難しく、その分優勝の重みは全国屈指ですが、一方で参加校数では上位であり、序盤1~3回戦はある程度やっているチームなら順当に勝ち進みやすいという事が窺えます。この様な見方でご自身の都道府県を見てみて下さい。

以上、FIFAランキング的なものを作りたいなぁと思いつつ、なかなか出来なかったのですが、2021春季開幕記念に作成しました!

最後に。月初から執筆活動に専念している為、たくさん頂いてますご挨拶・メッセージのお返事がままならず大変申し訳ございませんm(__)m 2021年度、俺甲活性化及び俺甲人口Ⅴ字回復を目的として、様々な記事をこれからも更新していきますので、今後とも宜しくお願い致します。…次は、多くの皆様から期待のお声を頂戴しています “『欲しいURと使えるSR・R』’21新入部員ドラフト会議 ” と ” ’21世代攻略 投手・打者ランキング ” です💦 4月中のUPを目指してコツコツ制作中です (;>ω<)”

スポンサーリンク
俺の甲子園 ~ NR学園 ~

コメント

タイトルとURLをコピーしました